「え…焼肉のたれが増えてる!?」義実家で焼肉中、“ある行動”にゾッ…気づいた瞬間、青ざめたワケは

義実家に帰省し、みんなで賑やかに過ごしていたときのことです。食事の時間になり、豪華なお肉を使った焼肉が始まりました。みんなでおいしくいただき、おなかもいっぱいになってきたとき……。
ちょうど焼肉のたれがなくなりそうだなと思っていたのですが、ふと見ると、なぜか焼肉のたれが増えているのです。不思議に思っていると、義家族がそれぞれ当たり前のように、使った焼肉のたれをビンに戻していて……。
「え……ビンに入れて、そのまま処分するのかな?」と一瞬思ったものの、たれが入ったままではゴミに出せないはず……。そう考えた瞬間、「さっき私たちが口にした焼肉のたれって、もしかして……」と気づいてしまい、一気に青ざめました。
隣にいた夫を見ると、「何も言うな」というような表情。知っていたなら先に教えてほしかった……と思う一方で、もし事前に知っていたら気になってまったく食べられなかったかもしれないし、それはそれで失礼だったのでは……と、頭の中で考えがぐるぐる。考えれば考えるほど気が重くなりました。
後から夫に聞くと、焼肉で余ったたれは、次に炒め物を作るときに使うそうで、長期間保存するわけではないようです。ひとまず安心しましたが、もしまた焼肉をいただく機会があったら、塩こしょうで食べようと心に決めました。「塩こしょうのほうが胃にもたれないんです」と言えば、角も立たないかな、と思っています。
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使用した焼肉のたれは、生肉に触れたトングや箸、肉汁などが入る可能性があるため、使用後にそのまま容器へ戻す場合には、衛生面への配慮が必要です。特に、再加熱せずに保存・再利用する場合は、細菌が増えるリスクが高まることもあるため注意が必要です。家庭で安心して食事を楽しむためには、あらかじめ使う分だけを小皿に取り分ける、余ったたれは再利用せず、使い切る量を取り分けることが望ましいでしょう。
監修:堤ちはる(管理栄養士)相模女子大学 栄養科学部 教授
著者:斎藤りょうこ/40代 女性・主婦。3児の母。現在育休中でもうすぐ復職予定。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
続いては、妊娠中の初めての帰省で、手厚い歓迎を受けるはずが……義母が満面の笑みで振る舞った“ある大皿料理”に言葉を失ってしまった妻の体験談です。「栄養たっぷりだから」と、つわり明けの体に馴染みのない強烈な見た目の郷土料理を熱心に勧めてくる義母。
断りづらい空気が漂うなか、絶体絶命のピンチに陥った妻を救ったのは……? 知られざる義母の意外な本音とは?
「え?」義実家に帰省中、義母がふるまってくれた大皿料理…私がどうしても受け入れられなかったワケ

妊娠中、お正月から少し時期をずらして初めて夫の実家へ帰省したときのことです。義母が「伝統のご馳走よ」と満面の笑みで出してくれた大皿料理を見て、私は思わず言葉を失ってしまいました。
夕食の時間になり、義母が「うちの定番なのよ」とうれしそうに大皿を運んできました。中を見て、私は思わず固まってしまいました。
大皿いっぱいに盛られた「鉢の子(蜂の子)」だったのです。義実家の地域ではお正月のご馳走として振る舞われる伝統料理らしく、義父や親戚たちは当たり前のように箸を伸ばしていました。しかし、馴染みのない私には見た目のインパクトがあまりに強く、状況を飲み込むのに時間がかかりました。
つわりが落ち着いたばかりで匂いや見た目に敏感だったこともあり、やんわりと事情を伝えて断ろうとしました。
しかし、義母からは「栄養たっぷりだから妊娠中のあなたにぴったりよ! 昔の人はみんな食べて元気だったの」と熱心に勧められ、断りづらい雰囲気に。悪気がないのは痛いほどわかるのですが、どうしても受け入れられず、内心では冷や汗が止まりませんでした。
「どうしよう」と焦っていると、見かねた夫が間に入ってくれました。
「◯◯(私)には慣れない見た目だし、別のものがいいよ」
そう言ってくれたおかげで、別の煮物を用意してもらえましたが、目の前に残る大皿の存在感がすごく、結局その日はほとんど食事が喉を通りませんでした。
それ以来、義実家へ帰省する際は、事前に食べられるものを伝えたり、軽く食事を済ませてから行ったりして、無理なく過ごせる工夫をするようにしています。
後日、夫が義母に改めて話をしてくれました。「鉢の子はこの辺じゃ当たり前のご馳走だけど、外から来た人には馴染みがないし、見た目もかなりインパクトがあるんだよ」と。
すると義母は、「あらやだ、そうなの!? 栄養たっぷりだし、みんな喜んで食べるものだと思ってたわ。他の地域では食べないものなの?」と、心底驚いていたそうです。
悪気があって勧めていたわけではないとわかり、私もホッとしました。それからは、義母も「これは大丈夫そう?」と事前にメニューを相談してくれるようになり、それからは安心して食卓を囲めるようになりました。
「無理に周りに合わせなければ」とひとりで抱え込むのではなく、できないことは正直に伝え、お互いの背景を理解し合うことが大切なのだと実感しました。夫が橋渡し役になってくれたおかげで、今では義実家での時間も自分らしく、穏やかに過ごせています。
著者:櫻井瞳/30代・女性。2人の子どもを育てるママ。趣味はお菓子作り。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
育ってきた環境が違えば、食のルールや常識が異なるのは当然のことです。とはいえ、衛生面での不安や、どうしても受け入れられない食べ物を前にしたとき、相手の厚意を無下にしたくないという思いから、つい無理をして我慢してしまう人は多いのではないでしょうか。
今回の妻たちは、夫に間に入ってもらったり、角が立たないかわし方を考えたりすることで、義家族との関係を壊さずに自分を守る道を見つけました。「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますが、心身に負担をかけてまで我慢する必要はないのではないでしょうか。ただ相手に合わせるのではなく、違いを認め合いながら、上手にSOSを出して自分の身を守る工夫をしていきたいですね。