他のにしたら!?と説得しても息子の意思は固く…
ランドセルを見て「かっこいい!」と目を輝かせる息子に対し、私は「もう少し落ち着いたデザインのほうがいいんじゃない?」と提案。ですが、息子の返事は「これがいい!」の一点張り。何度か説得しましたが、気持ちは変わりません。
困り果てた私は、店員さんに相談。すると、店員さんは笑顔で「お母さまのお気持ちもよくわかりますが、お子さまの個性を尊重するのも大切だと思います」と話し……。その言葉にハッとしました。確かに、ランドセルは6年間使うもの。息子が本当に気に入ったものを選ばせてあげた方がいいのかも――と思い直したのです。
最終的に、息子が選んだランドセルを購入。入学式の後にママ友たちから「ちょっと派手すぎじゃない?」「本当に◯◯くんが選んだの?」「目立ちすぎない?」などと心配されましたが、息子は毎日誇らしげにランドセルを背負っています。
親として葛藤はありましたが、息子の気持ちを尊重して良かったと今では思っています。もちろん、すべての場面で子どもの希望を優先できるわけではありませんが、気持ちに寄り添うことで子どもの心が安定し、親子の絆も深まるように感じました。これからも良い親子関係を築いていけるよう、柔軟な姿勢で子どもと向き合っていきたいと思います。
著者:木村美奈子/40代 女性・会社員。小学6年生の息子を育てる母。料理が趣味。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています