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「母親の葬式?行くならクビだ!」上司の暴言に部下全員が一斉退職!?社長登場で…上司の末路は

私は中堅企業で、部署をまとめるリーダーとして働いています。部署の成績はそこそこ良いのですが、私には大きな悩みの種がありました。それは、直属の上司であるA部長の存在です。

突然の訃報、「休みます」と伝えたら

A部長は自己中心的で、自分の評価と数字しか気にしていない人物です。日ごろから部下への言い方もきつく、私はいつも矢面に立って後輩たちをかばう日々を送っていました。

 

そんなある日のこと、母が急死しました。突然の訃報に頭が真っ白になりながらも、私はA部長に忌引休暇を申請しました。しかし、部長から返ってきたのは耳を疑うような言葉でした。

 

「はあ? 今この繁忙期に仕事を休むだと? 母親の葬儀くらいで休むなんて、無能の考えだ!」

「いや、しかし……身内の不幸ですので……」
「口答えするな! そんなに休みたいなら今すぐ辞めちまえ。お前はクビだ!」

 

あまりにも理不尽な暴言に、私は絶句し、その場に立ち尽くしてしまいました。

 

部下たちが立ち上がり…フロアに響いた怒声

そのやり取りは、静まり返ったフロア中に響き渡っていました。すると、いつもはA部長におびえていた部下たちが、次々と立ち上がったのです。

 

「人の親の死を何だと思ってるんですか!」
「倫理観どうなってるんですか。見損ないました」
「〇〇さん(私の名前)が辞めさせられるなら、こんな会社に未練はありません! 私も辞めます!」

 

顔を真っ赤にして「お前ら、ふざけるな!」と怒鳴り返すA部長。しかし、部下たちは一歩も引きません。皆が早々に荷物をまとめ始め、フロアはかつてないほどの怒声と騒然とした空気に包まれました。
 

「一体何の騒ぎだ!」社長がその場に現れて

そのときです。怒号が飛び交う中、現れたのはなんと当社の社長でした。たまたま近くを通りかかり、尋常ではない異変を察知して駆けつけたのです。

 

 

社長は、大声を上げるA部長、荷物をまとめる社員たち、そして青ざめて立ち尽くす私の姿を見て、ただ事ではないと察しました。


「A部長、事情を聞きたい。すぐ会議室へ」社長は、動揺するA部長を連れて会議室に向かいました。
 

「違います」保身に走る部長に対し…社長は

その後、私と部下の代表者も会議室に呼ばれました。A部長は「こいつらが突然、徒党を組んで反抗してきたんです」と、必死に保身のための嘘を並べていました。

 

しかし、部下たちは今回の「忌引休暇に対する不当解雇」の件だけでなく、日ごろのパワハラ発言についても社長に訴えました。すると社長は、静かに、しかし怒りをにじませながら言い放ちました。

 

「身内の不幸を悼むことすら許さないような人間に、人の上に立つ資格はない。優秀な社員たちをまとめて失うところだった。会社の顔に泥を塗った『無能』はお前だ」
 

 

A部長は降格・左遷され…その後、社内は

その後、A部長は降格のうえ左遷され、事実上の自主退職へと追い込まれました。

 

社長自らが私たちに謝罪してくれたことで、部下たちの退職発言は撤回。私も無事に忌引休暇を取得し、母をしっかりと見送ることができました。

 

この騒動をきっかけに、会社全体でコンプライアンス研修が徹底されることになりました。今では忌まわしいパワハラ体質から脱却し、思いやりのある風通しの良い職場で、みんなが一丸となって働いています。

 

◇ ◇ ◇

 

忌引休暇の扱いは会社ごとの就業規則によって異なるものの、制度として認められている休みについて、上司が個人の判断だけで「認めない」「クビだ」と言い放つのは適切とはいえませんよね。働くうえでは、就業規則や社内ルールに沿って対応することが大前提です。理不尽な言動に直面したときは、ひとりで抱え込まず、周囲やさらに上の立場に相談するなどして改善を求めていきたいですね。

 

【取材時期:2026年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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