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「歩行者は車道を歩け!」え…?自転車で突っ込んできた男性「私は職業柄…」近所の人の言葉で焦り出し!?

先日、保育園からの帰り道で6歳の長女と4歳の次女を連れて歩道を歩いていると、自転車に乗った男性に道を塞がれ、「邪魔!」「非常識!」などと罵声を浴びせられてしまいました。困っていると、意外な経歴を持つ近所のおじいさんが現れ……?

 

歩道を歩いていたら怒られ…

ある日、6歳の長女と4歳の次女を保育園まで迎えに行った帰り道での出来事です。私たちが歩いていたのは、進行方向の右側だけに一段高くなった歩道がある、一車線の道路でした。すると、向かい側から車道を走ってきていた1台の自転車が、突然私たちの手前でその歩道へ突っ込んできたのです。

 

私は「端に避けて!」と娘たちに声をかけ、車道とは反対側の植え込みギリギリまで下がり、一列になって立ち止まりました。しかし、自転車に乗っていた40代くらいの男性は、「邪魔だ! どけ!」と声を張り上げるばかりか、横を通り過ぎることなくわざわざ私たちの前で自転車を急停車させたのです。

 

私は娘たちを自分の後ろにかばいながら、何をされるのかという恐怖で動けずにいました。すると、男性は「歩行者は道路の左側を歩くのが常識だろうが! 右側を歩くやつがあるか!」と今にも殴り掛かってきそうな勢いで怒鳴ってきたのです。

 

 

彼の言う通りに「道路の左側」へ行こうとすれば、ガードレールのない車道へ飛び出すしかありません。そもそも歩行者は歩道を歩いていいはずなのに、なぜ怒られなくてはいけないのかとモヤモヤ。それでも、これ以上男性を怒らせてはまずいと思った私は、「すみません……!」と平謝りしました。しかし、男性はさらに「これだから最近の常識のない奴は」「ったくよ、子連れのくせに恥ずかしくないんか!」など、次から次に罵声を浴びせてきます。

 

すると、「あなたねぇ、常識がないのはそちらですよ!」と、通りに面したお宅のドアが開きました。そこには、その家に住む70代くらいのおじいさんの姿が。登降園の際たまにあいさつを交わす程度の顔見知りでしたが、「家の中にまで怒鳴り声が聞こえてきたよ」と騒ぎを聞きつけて玄関から出てきてくれたのです。

 

 

おじいさんは毅然とした態度で、「ここは歩道ですから、歩行者が優先ですよ。自転車は軽車両ですから、原則車道の左端を走行しないといけません」と言い切りました。自転車の男性は「うるせえジジイだな。そんな細かいこと知らねーよ」と吐き捨てます。しかしおじいさんは、「交通ルールを知らないでは済まされない。あなたのしていることが、まさに交通ルール違反なんですよ」と諭します。さらに「あと、私は定年まで警察署に勤めていましてね。職業柄、自宅の防犯カメラは最新式なんです。あなたの今の暴挙もバッチリ映っていると思いますが、警察に確認してもらいましょうか?」と続けたのです。この言葉に男性の顔色は一変。ぐうの音も出ない様子で、舌打ちをしながら逃げるように去っていきました。

 

男性の姿が見えなくなると、娘たちは緊張が解けたのか、急に大泣き。「もう大丈夫だよ。言いがかりをつけられて災難だったね」と、おじいさんがやさしくフォローしてくれたおかげで、何とか泣き止んでくれました。そして、「おじいちゃん、ヒーローみたいだった!」と笑顔が戻った娘たちと一緒におじいさんにお礼を言い、ようやく帰宅できたのでした。

 

 

ルールを守って過ごしていても、思わぬ言いがかりを付けられたり、子どもが危険な目にあったりするのだと痛感した今回の一件。子どもたちには正しいルールを教えて、きちんと守ることの大切さを教えるとともに、私自身は、反論していい相手なのか見極め、今後も気をつけて対応するようにしようと、改めて思いました。

 

今回は、普段からあいさつを交わしていたご近所の方だったからこそ、助けてもらえたのかもしれません。子どもの安全を守るために、周囲と交流して味方を増やすことの大切さも感じた出来事でした。
 

 

著者:田村ゆい/30代・ライター。おしゃまな6歳とマイペースな4歳の姉妹を育てる母。夫が単身赴任中のため、毎日ワンオペで奮闘中。賑やかな娘たちと慌ただしい毎日を過ごしている。

 

作画:ryo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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