同意説明書(治験の説明書)には副作用のことがびっしり書いてありました。治療を続けることで、タイミングによっては月に3回も会社を休むことにもなりそう。マコモさんは悩みます。自分が納得する決断をするために、何を優先したいかを考えることに。
結局、どうするのか父親に聞かれたマコモさんは……。
治療方針への答え




父「……で、どうする?」
「うーーん」
正直効果については受けてみないとわからないし、でもそれって先生が処方してくれた薬(標準治療の薬)にも言えることだよね。だったら得られるメリットが多いほうがいいかなって。
なので、受けてみたいと思います。
----------------
「乳がん治療の選択」は今回で最終回となります。「受けてみないとわからない」という不確実性を真っ向から受け入れ、その上で自分にとってのメリットを冷静に天秤にかける。その潔さは、同じように病と向き合う多くの人にとって、大きな勇気となるはずです。がんに限らず、治療には絶対はありません。標準治療であっても、最先端の治験薬であっても、効果の出方は人それぞれです。
だからこそ、マコモさんがたどり着いた「得られるメリットが多いほうがいい」という極めてシンプルで合理的な判断は、何よりも自分を納得させる力強い根拠になるのではないでしょうか。「正解」を探すのではなく、自分が「納得できる選択」を積み重ねていくことの大切さを、改めて深く考えさせられるエピソードでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
外部サイト:乳がんサバイバーマコモの記録(外部リンク)
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
-
前の話を読む4話
「有休が消える」治験の副作用と仕事。メリットの裏にあるリスクも見据えて #乳がん治療の選択 4
-
最初から読む1話
「子どもは産めません」ステージ4の乳がん治療、33歳で突きつけられた現実 #乳がん治療の選択 1
マコモ