絵本を返してくれないママ友の家を訪ねると
近所のママ友と3歳の息子さんが、わが家に遊びに来た時の出来事です。当時3歳の娘が一番大切にしている仕掛け付きの絵本を、その男の子がとても気に入り「家でも読みたい」と言い始めました。ママ友からも「明日返すから貸して」と頼まれてしまい、一瞬迷ったものの1日だけならと、私は娘にも了承を得て、貸すことにしました。
ところが、一週間経っても絵本は返ってきません。 気になってこちらから連絡を入れても、「今度会う時に持っていくね」とはぐらかされるばかり。娘にどう説明しようかと、毎日モヤモヤした気持ちで過ごしていました。
2週間がたち、これ以上待ってはいられないと思い、私は少し勇気を出して彼女の家を直接訪ねることに。そして「絵本を返してほしい」とはっきり伝えたのです。
すると、「あーちょっと待っててね」と言ってママ友は絵本を取りに行きました。すると、手元に戻ってきた絵本は、なんとボロボロで、セロハンテープであちこちが補修された痛々しい状態だったのです。その際、ママ友から軽めの謝罪はあったものの、悲しい気持ちを抱えて家へ帰る結果になりました。
この出来事があってから、私はママ友との付き合い方を変えることにしました。以前は相手の顔色をうかがって無理をしてしまう部分がありましたが、今は適度な距離感を保つようにしています。そして何より、娘が大切にしているものは、誰に何を言われても絶対に守り抜く。そう決めました。相手にどう思われるかよりも、自分の心の平穏と娘の気持ちを最優先できるようになったのは、私にとって大きな成長だと思っています。
著者:若木咲世/20代女性/ 3歳の娘を育てている母親、会社員。趣味はドラマ鑑賞、サイクリング。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)