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「兄貴に高級ホテルは無理(笑)」ハワイで略奪弟と遭遇⇒新婚約者の正体を知り…自業自得な末路に

僕が、弟に婚約者を奪われるという経験をしてから1年。心機一転して職場を変え、新しく出会ったBとはお付き合いを経て婚約することに。彼女にも支えられながら、ようやく前を向き始めることができました。ところが、ある日仕事で訪れたハワイで思いがけない再会をすることになって……?

僕を裏切ったのは

弟は昔から僕のことを良く思っていなかったようでした。比較的勉強もスポーツもできた僕は、両親からの期待を背負い大手の旅行代理店に就職。弟はそんな僕とどこかで張り合う気持ちがあったのかもしれません。家族に元婚約者のAを紹介してから、弟はAにアプローチ。やがて、Aから「あなたの弟と付き合うことにしたから」と告げられたのでした。

 

一時は精神的なダメージも大きく、仕事から離れていたのですが……。もともと同じ職場だった友人からの紹介で、ホテル運営会社の企画をやっている会社に転職。そこで出会ったBという女性に支えられ、いつの間にか気持ちも落ち着き、日常を取り戻すことができました。

 

その後、Bとはお付き合いを経て婚約者の関係になりました。こうして新しい生活が軌道に乗り始めたころ、僕は提携先ホテルの視察を兼ねてハワイへ行くことになります。Bも休暇を合わせて同行してくれることになり、穏やかな気持ちで現地に向かいました。

 

ハワイのホテルで出会った2人

今回の滞在先は、複数あるホテルの中でも特に利用頻度の高い大型ホテルでした。繁忙期ということもあり、多くの旅行代理店が同じ施設を利用していたよう。僕がチェックインのためにロビーに立っていると、聞き覚えのある声が耳にはいりました。

 

振り返ると、なんとそこには弟とAの姿が。弟は僕を見るなり「あれ、兄貴じゃん」と声をかけ、Aは僕がひとりでいるのを見て「やだ、もしかしてひとりで傷心旅行中?」と半笑い。それを聞いた弟も、「半年たってもまだ引きずってんの?」と笑っていました。どうやら2人は新婚旅行で僕たちと同じホテルに滞在していたとのことでした。

 

僕は冷静に、「こっちは視察も兼ねての婚前旅行だけど」と答えましたが、弟は「高級ホテルは兄貴には無理だろ! 見栄を張りたい気持ちはわかるけどさ」と信じない様子でした。

 

現れたのは新しい婚約者

そこへ、電話を終えたBが戻ってきました。僕が軽く紹介すると、弟は最初こそ半信半疑でしたが……Bの名前を聞いた瞬間に表情が変わりました。

 

名前を聞くと、弟は顔色を変え「もしかして…□□ホテル担当の方ですか」と恐る恐る確認するように確かめていました。それを聞いたBは「はい、一度だけ名刺交換させていただきましたね」と返答。実は、僕たちの会社(ホテル運営会社)と弟の勤め先である旅行代理店とは取引関係にあり、過去にBが担当していたよう。

 

Aが小声で「誰よ?」と聞くと、弟は慌てて「うちの取引先だよ!!」と説明していました。弟は僕が転職してどこの会社に勤めていたか知らなかったようです。

 

弟は急に態度を改め、丁寧な口調で挨拶をし始めました。しかし、Bは「今日はプライベートですので、また改めてお仕事で」とやんわり断っていました。

 

実は、弟は無理な条件交渉や強引な要求をしてくる人として、僕たちの会社で問題視されていたよう。

 

さらに弟が「年末に向けて新しいツアーを考えていますので、よろしくお願いします」と言うと、Bさんは、「また過度な値下げや勝手な特典を盛り込んだツアーですか? しかも、今はプライベートです。仕事の話を持ち込むなんて無粋ですよ」と厳しく指摘。どうやら弟の傲慢な態度は、職場でも同じなようです。僕は、2人に

 

「そういえば、1年前の件について、すでに弁護士に相談して必要な証拠も集めているから」

 

とだけ伝えました。2人は言葉を失ったように黙り込んでいました。

 

逆転した人生とそれぞれの結末

その後、弟とAには慰謝料を請求。返済に追われた挙句、2人は喧嘩ばかりの日々となり、略奪してまでした結婚も半年ほどで破綻してしまったそう。

 

弟は勤務先でも、これまでの取引姿勢が問題視され、契約更新のタイミングで見直しがおこなわれることに。結果として、僕たちの会社との契約は更新されない判断となりました。

 

僕たちの個人的な感情はなく、これまで積み重なってきた弟の評価の結果だったと聞いています。大きな取引先を失ったことで、弟は社内で厳しい立場に置かれることになったようでした。

 

一方で、僕はBとの結婚に向けて穏やかな日々を送っています。仕事でも自分で出した企画が評価され、周囲の人たちに支えられています。弟に元婚約者を奪われたときにはすべてを失ったように思いましたが、今の自分を築くために必要なことだったかもしれないと感じています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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