
遠距離恋愛中は、彼に会えず寂しさを感じる日々でしたが、なんとか気持ちを保とうと、バイトに打ち込みながら、彼への手紙を書くなどして過ごしていました。
そしてアルバイトで貯めたお金で彼に会いに行くことに。知らない土地へひとりで向かうのは不安でしたが、それ以上に彼に会えることが楽しみでした。
彼は寮生活だったため、私はホテルを予約し、待ち合わせはその前で。手を振りながら近づいてくる彼を見た瞬間、うれしさが込み上げてきて、思わず大泣きしてしまいました。彼はそんな私を抱きしめてくれて、「やっと会えた」と実感したのを覚えています。
そして部屋に入ると、彼が「ちょっと座って」と言いました。ベッドに座ると、彼は私の顔を見てこう言ったのです。
「ごめん。別の子を妊娠させてしまった。責任を取る」
頭が真っ白になりました。何を言われたのか理解できず、「え……?」としか言えませんでした。彼は「本当にごめん。旅費は払うから」と続け、「欲に流されてしまった」と言い訳のような言葉を並べました。
その瞬間、我慢していた感情が一気にあふれて、私はそのままホテルを飛び出しました。泣きながら帰ったあの道中は、今でも忘れられません。
後日、彼から連絡があり、「妊娠は相手の嘘だった」と知らされました。それでも、気持ちはもう戻らず、「やり直したい」と言われても、彼を受け入れることはできませんでした。大好きだった彼だからこそ、苦い恋愛の思い出となってしまいました。
著者:ありかいの/40代女性・バツ2独身。娘は結婚し、ひとりで自由に暮らしています。
作画:加藤みちか
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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