突然襲った、身動きできないほどの痛み
便秘薬を飲んだ日の夜、突然おなかに強烈な痛みが走りました。便意は感じないのに、脂汗が出て、体を丸めることしかできませんでした。
「これは、また腎結石(じんけっせき/尿に含まれる成分が固まり、腎臓内に生じた石状の物質)かもしれない」そう思った瞬間、過去のつらい記憶が一気に頭に浮かび、恐怖が増していきました。
夫の判断で救急車、病院での処置
あまりにも苦しむ私を見て、夫はすぐに救急車を呼んでくれました。病院に着くと、医師は診察をした上で、腎結石の既往も踏まえ、まずは痛みを抑える処置をおこなうことになりました。そこで出てきたのは、肛門から使用するタイプの鎮痛剤でした。
処置直後に起きた、予想外の変化
鎮痛剤を使った直後、状況は一変。突然、これまで感じたことのないほど強い便意に襲われたのです。慌ててトイレに駆け込み、無事に出した瞬間、さっきまでの激痛がウソのように消えていきました。体が一気にラクになり、ようやく落ち着いて息ができる状態になりました。
鎮静剤の効果もあったと思いますが、結果的に排便をきっかけに症状が和らいだように感じました。
まとめ
今回の激痛は、自己判断で便秘薬の量を増やしたことが一因になった可能性があると感じています。「いつもの薬だから」という過信が、救急車を呼ぶほどの事態を招くと痛感しています。
処置後の劇的な変化を経て、薬の用法・用量を守るという基本の大切さが身に染みました。現在は、安易に薬に頼りすぎないよう、食事や運動など根本的な生活習慣から腸内環境を整えることを意識しています。
医師による解説:便秘薬の注意点と救急受診の目安
便秘薬を多めに飲むリスクとは? 安全な使い方のポイントや、救急車を呼ぶべき危険なサインについて、わかりやすく解説します。
「刺激性下剤」の自己増量は避けて
市販の便秘薬の多くに含まれる「刺激性下剤(センナ・ビサコジルなど)」は、大腸を刺激して動きを促す薬です。量が多すぎると、腸の動きが過剰になり、今回のような強い腹痛、下痢、吐き気などを引き起こすことがあります。自己判断で増量せず、必ず用法・用量を守って使用してください。
「動けないほどの激痛・脂汗」は受診の目安
便秘だと思っていても、実際には腸閉塞(ちょうへいそく)、尿路結石、虫垂炎、婦人科疾患など、別の病気が隠れていることがあります。「脂汗が出る」「動けない」「おなかが強く張る・硬い」ほどの激痛がある場合は、迷わず医療機関を受診してください。今回のように「救急車を呼ぶ」判断は、決して大げさなことではありません。
便秘薬を増やさないと出ない状態は「対処法」見直しのサイン
刺激性下剤は、連用によって効きにくくなったり、腸が薬に慣れて耐性が生じたりする可能性があります。便秘が続く場合は、自己判断で増量を繰り返すより、酸化マグネシウムなどの「非刺激性下剤(便を柔らかくする薬)」への切り替えや、食事・運動などの生活習慣の改善について、一度専門医に相談することをおすすめします。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)
著者:山崎めぐみ/40代女性・派遣社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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