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義家族との旅行当日に義母「他人の部屋は予約してないから帰れ」→フロントで祖父の名前を出した結果!?

結婚して間もないころ、私は義母や夫との関係に居心地の悪さを感じていました。義母は表向きは穏やかでも、私への態度に冷たさがにじむのです。夫に相談しても「考えすぎだよ」と受け流されるばかり。さらに、次第に夫の態度もそっけなくなっていき……。

義母と夫に感じた異変

私は結婚後、義母から距離を置かれているように感じていました。会話してもどこかよそよそしく、言葉の端々にも引っかかるものがあります。夫に相談しても「気にしすぎじゃない?」と笑われるだけでした。

 

そんなとき、しばらく海外で暮らしていた祖父母から「来月に帰国する」との連絡が。「来月の3連休は私も夫も休みだから夫を紹介したい」と伝えると、祖父母は「やっと会えるね」と喜んでくれました。

 

しかし数日後、夫とちょっとした喧嘩になってしまったのです。夫に「明日から出張に行く」と言われたので行き先を聞くと、「どこでもいいだろ! いちいちうるさいな」と怒られてしまって……。私は理由もわからず、戸惑うばかりでした。

 

今思えば、このころ、すでに夫の態度はおかしくなっていたのだと思います。それでも私は、結婚したばかりの夫が私を裏切るはずがないと信じていました。

 

強引に決まった家族旅行

その数日後、義母から電話がありました。

 

「来月の3連休ね、家族で旅行に行くことになったの。隣県のホテルに泊まるから。あなたも予定を空けてちょうだい」

 

私は祖父母との約束があると伝えましたが、義母から「それは息子から聞いていたけど、もう予約しちゃったのよ。今さら変えられないでしょう」と強い口調で言われ、断れなくて……。

 

仕方なく祖父母に事情を説明すると、「気にしなくていいよ」と理解を示してくれました。そのとき、私たちが泊まる予定のホテルの名前を出すと、祖父がふと「あのホテルか。懐かしいなぁ」と口にしたのです。その言葉がなんとなく私の心に残りました。

 

それからしばらく経ち、連休前日、義母から「息子は仕事が長引いて今夜は会社に泊まるみたい。明日は私たちと先にホテルへ向かいましょう」と連絡がありました。

 

義母経由で連絡がきたことに不自然に思い、「着替えだけでも会社に届けましょうか」と尋ねると、義母は「必要ありません」と即答。疑問に思っていると、義母は「今日はA子さんと……」と口を滑らしたのです。

 

A子は夫の幼なじみの女性です。義母はすぐに言い直しましたが、その瞬間、私の中で夫への疑惑が一気に膨らみました。

 

ホテルで待っていた仕打ち

翌日、私はモヤモヤ考えながらも、義母から指定されたホテル最寄り駅の改札へ向かいました。けれど、約束の時間になっても誰も来ません。

 

義母に電話すると、「私たちはもうホテルに着いてるの。あなたってば、本当に来たのね〜」と笑われたのです。さらに「他人の部屋は取ってないから、来ても泊まれないわよ。さっさと帰りなさい」と言われ、私は言葉を失いました。

 

さらに電話の向こうから、A子と夫の声まで聞こえてきました。「残念だったね。みんな、あなたより私と仲良くしたいって!」「まぁ、そういうことだから、お前は帰れよ」と言われ、私は自分が意図的に外されたのだと悟りました。

 

それでも、そのまま帰る気にはなれませんでした。私はひとりでホテルへ向かい、空室があれば自費で泊まろうとフロントへ相談しました。その際、祖父がこのホテルを懐かしがっていたことを思い出し、「祖父母が以前よく泊まっていたと聞いています」と、祖父の名前を伝えてみたのです。

 

すると、支配人が奥から出てきてあいさつしてくれました。そして私は、支配人が祖父の長年の親友だと知ったのです。さらに驚くことに、私が「3連休にホテルに泊まる」と話したことで、このホテルを懐かしんだ祖父母も、この日に合わせて宿泊の予約を入れている、とのこと。

 

支配人からは、「お孫さまがご到着されたら、お祖父さまたちのお部屋に一度ご案内するよう、伺っております」と言われました。

 

自分の心に正直に

そのままロビーで支配人と話していると、夫とA子、義父母がこちらに気づき、「なんでここにいるんだよ」と驚いた様子で立ち止まりました。義母から「あんたが泊まる部屋はないよ」と言われたので、私が「スイートルームに泊まれるようなので大丈夫です」と答えると、義母も夫も「……は? どういうこと?」と混乱していたようでした。

 

支配人から「お連れさまですか」と聞かれ、私が「違います」と答えると、支配人は気をつかってくれたのか、「ではお部屋へご案内します」と言ってくれました。

 

するとそのタイミングで、荷物を持った祖父母がロビーへ姿を見せたのです。支配人は「お久しぶりです。お会いできてうれしいです。先にお孫さんにごあいさつをしておりました」と祖父母に笑顔で声をかけました。義母も夫もここで事情を察したようで、顔色を変えました。私はそんな義母と夫を見てようやく、自分がどんな扱いを受けていたのか、冷静に見つめ直せたのです。

 

後日、私は弁護士に相談し、夫への不信が決定的になったこともあって、話し合いの末に離婚しました。

 

義母と夫から冷たく突き放されたあの日、私は深く傷つきました。けれど、あの出来事があったからこそ、現実に向き合えたのかもしれません。祖父母とホテルで過ごした時間は私にとって大きな救いになり、それも糧となって、今は前向きに日々を過ごせています。家族とは、苦しいときに寄り添ってくれる存在なのだと、改めて感じています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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