休めなかった朝の判断
当時、小学校低学年だった娘が、ある朝「今日は学校を休みたい」と訴えてきました。熱は微熱程度で、食欲も少しはありました。私は「大丈夫だろう」「少し甘えているだけかもしれない」と考えてしまいました。
その日は職場が人手不足だと聞いており、休む連絡を入れる勇気が出ませんでした。迷いながらも、私は娘を登校させてしまったのです。
保健室で見た娘の姿
昼前、学校から連絡が入りました。娘が保健室で動けなくなっているというのです。私は慌てて迎えに行きました。
保健室で見た娘はぐったりとしていて、私の顔を見るなり泣き出しました。その瞬間、自分の判断を強く後悔しました。「どうしてあのとき休ませなかったのか」と、頭の中で何度も繰り返しました。
何げないひと言が残したもの
その後、娘は数日間高熱が続き、感染症だったことがわかりました。朝の時点で無理をさせなければと、自分を責める気持ちは消えませんでした。
当時7歳だった娘は、「お仕事大事だもんね」と、私を気づかうような言葉を口にしました。そのひと言は、今でも胸の奥に深く残っています。
この出来事をきっかけに、私は「仕事よりも守るべきものは何か」を考えるようになりました。責任感や周囲への配慮も大切ですが、子どもの不調や不安に気付いたとき、迷わず寄り添うことの重みを実感しました。
まとめ
今では、少しでも違和感があれば無理をさせず、まず子どもの声を受け止めるようにしています。あのときの後悔は消えませんが、同じ過ちを繰り返さないための、大切な教訓として心に残り続けています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山田美子/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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