親戚のお葬式で兄が見つけたものは…

父のお葬式のとき、お坊さんの足袋が破れているのを兄が見つけ、私たちに耳打ち。そこから集中できなくなり、肩を震わせて笑いをこらえるのに必死でした。ついにはスタッフの方に注意されてしまいました。
別の日、親戚のお葬式で喪主のスピーチを聞いていたときのこと。緊張からか、かんでしまってうまく話せず、兄たちと目が合った瞬間また笑いが込み上げてしまいました。その後、やはりしっかりと怒られました。
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お葬式では、足元や話し方に気を取られず、真剣に故人を偲ぶことが大切。でも、故人を思い出して自然にこぼれる笑顔も、温かいお見送りの一つだと思います。
著者:奏海/30代女性・パート
読経の最中に笑いが…

母方の祖母の法事でのことです。場所は関西のお寺で、出席者とお坊さんが一緒にお経を読むという形式でした。途中、30分ほどの休憩を挟みつつ、かなり長い時間をかけて集中して読経を続ける場面でした。そんな中、読経の最中に突然、弟が小さな声で笑い出したのです。
最初は私も何とかこらえていましたが、次第に笑いが込み上げてきてしまい、せきをしてごまかすのが精一杯。すぐ隣にいた母にはしっかりバレていて、「いったんトイレに行って落ち着いてきなさい」と小声で促されました。
笑い出したのは弟とはいえ、つられてしまった自分にも非があると、後になって反省しました。それまでにも何度かそのお寺でお経を読んだ経験はありましたが、こんなことは一度もありませんでした。
後から弟に理由を聞くと、「皆が真剣な顔でお経を読んでいるのが、なぜかおかしくなってしまって……」とのこと。すでに30代だった弟のそのひと言に、何とも言えない気持ちになりました。
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きっとお坊さんにも、ほかの出席者にも気付かれていたと思います。それでも周囲の人たちは動じず、きちんと読経を続けていたのが印象的でした。
著者:高田ゆり子/30代女性・主婦
くしゃみと涙が止まらない!?

私が祖母の葬儀に出席したときのことです。祖母の最期には間に合わなかったものの、涙をこらえ、笑顔で送り出そうと参列しました。
しかし、線香をあげる順番が回ってきた瞬間、急にくしゃみと涙が止まらなくなり、思わず香炉の灰を周囲に散らしてしまいました。くしゃみは収まらず、涙で顔はぐしゃぐしゃのまま。会場には気まずい空気が流れ、恥ずかしさでいっぱいになりました。
後になって、もともとアレルギー体質の私は、線香にも反応してしまうとわかりました。以来、葬儀に出席するときはマスクを着用し、事前にその旨をお伝えするようにしています。
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せっかく笑顔で見送ろうと思っていたのに複雑な心境になった出来事でしたが、もしやらかしてしまっても、まずは冷静に対処する――そう学んだ出来事です。
著者:白城ゆり/30代女性・主婦
イラスト:もふたむ
まとめ
葬儀や法事という、静寂に包まれた場だからこそ、ふとした瞬間に日常の素の自分が顔を出してしまう。それは、緊張感の中でも解けない家族の深い絆や、リラックスした関係性の証と言えるのかもしれません。
予期せぬトラブルやハプニングも、時間がたてば「あのときは大変だったね」と家族で語り合える大切な思い出に変わります。そんな笑いや涙の時間は、もしかすると故人が最後に遺してくれた、家族を一つにするための温かいギフトなのかもしれませんね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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