慌てずラクにごっくん!保育士が教える赤ちゃんへの薬の飲ませ方【ラクに楽しく♪特集】

2019/10/02 20:00
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保育士の中田馨さんが、赤ちゃんが飲みやすい薬の飲ませ方についてお話ししてくれました。赤ちゃんに薬を与えるときの注意点、薬のあげ方、混ぜていいものダメなものまでまとめて解説!
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育児の悩み

赤ちゃんへの薬の飲ませ方のイメージ

 

赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。

 

こんにちは、保育士の中田馨です。冬が近付くにつれて、風邪を引いた赤ちゃんに薬を飲ませる機会が増えてきます。保育所では基本的に薬は預かりませんが、薬を嫌がる子に「どうすればラクに飲ませることができますか?」という質問はママからよく受けます。

 

薬を嫌がる子は頑として口を開けてくれないこともあります。そんなときに、できる限り負担が少なくママがラクに薬を飲ませる方法をお話しします。

 

赤ちゃんに薬を与えるときの注意点

「赤ちゃんの薬は医師の指示に従って与える」ということが大前提です。さらに、以下のことを注意しましょう。


・用法、用量を守る
医師から処方された薬は、用法、用量を守って正しく使います。

 

・他の子に使わない
薬は、その子の症状や体質に合わせて出されています。兄弟で同じような症状があっても、薬の共用はしません。

 

・症状が似ていても大人用は与えない
赤ちゃんや子どもは、体が小さく、肝機能も未熟なので小児用の薬を使用します。

 

・飲み残しは処分する
飲み忘れて飲まなかった薬は、保管せずに処分しましょう。

 

 

薬について不安があれば、医師と薬剤師に質問しましょう。例えば、薬の使い方、効果、副作用など。確認すると安心できます。

 

薬を与える前の準備

薬を与える前に準備をしましょう。


・与える回数、時間、量を確かめる
1日3回の薬もあれば2回の薬もあります。食前、食後もあります。

 

・手を洗う
素手で薬を触ることもあるので、手をきれいに洗います。

 

・シロップは1回分を取り分ける
水平なところに薬の容器を置き、目盛りに目線を合わせて正確に測りながら別容器に1回分を入れます。シロップによって、底に成分が沈んでいるものもあるので泡立てないようにしながら軽く振ってから取り分けましょう。


赤ちゃんに薬をラクに飲ませる方法

薬の飲ませ方は1つではないので、月齢など赤ちゃんに合った方法であげてください。

 

シロップの場合

【1】哺乳瓶の乳首に入れて飲ませる
特に低月齢の赤ちゃんに水薬を飲ませる際にやりやすい方法です。

 

【2】スポイトで飲ませる
分量の薬をスポイトで口の中に入れます。前かがみだと口からタラ―と出てくることもあるので、少しだけ体を倒して抱っこし、スポイトを口の奥のほうに入れて少しずつ口の中に流し入れてみましょう。

 

【3】スプーンで飲ませる
ひとさじずつスプーンで飲ませます。

 

【4】小さな器に入れて飲ませる
赤ちゃんの口に合わせて、小さい器に入れて飲ませます。

 

粉薬の場合

【1】練ってから飲ませる
粉薬は水で液体にしてしまうと飲みにくい子もいるので、少量の水を垂らして粘土状に練って飲ませます。指に薬をつけて、ほおの内側に塗りつけたあと、湯冷ましを飲ませます。

 

【2】薬用ゼリーなどに混ぜて飲ませる
苦味のある粉薬の場合や赤ちゃんが嫌がる場合などは、薬用ゼリーなどに混ぜると与えやすいです。

 

薬に混ぜていいものとダメなもの

赤ちゃんの薬に混ぜていいものとダメなものの一例を紹介します。
 

●混ぜていいもの

水、湯冷まし、薬用ゼリー、バナナなど。

薬の質や味を変えないものはOKです。
 

●混ぜるのには適さないもの
牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、イオン飲料、グレープフルーツジュースなど。

混ぜることで苦味が増したりします。グレープフルーツジュースは副作用を起こす心配のある薬もあります。
 

●混ぜたらダメなもの
育児用ミルク、おかゆ、うどん、熱いお湯など。

普段の育児用ミルクやおかゆに苦い薬を混ぜると、それ自体を嫌いになってしまうこともあるのでやめましょう。また、薬の質を変えるものもダメです。

 

 

薬の与え方は、自己判断するのではなく必ず専門医、薬剤師に相談しましょう。

 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨“和の離乳食レシピ”blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。BLOG:「中田馨“和の離乳食レシピ”blog



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