自分の見栄を優先して……
ママ友のお母さまの葬儀に出席するにあたり、疑問が出てきました。「お葬式に参列する際、お香典はいくら包むべきなんだろう?」失礼があってはいけないと、私はひたすらネットで香典の相場やマナーを検索し、周りのママ友にも探りを入れました。
「ママ友同士なら、5,000円で十分じゃないかな」と、周囲の答えはみんな同じでした。でも、心のどこかで引っかかるものがあったのです。もし自分だけ少なくて、後でコソコソ言われたらどうしよう? 大人の対応として、5,000円ってケチだと思われないかな?
「浮きたくない」という不安と、「きちんとした人に見られたい」という見栄。悩んだ末、相場を無視して1万円を包むことにしました。そして、お葬式当日。受付で香典袋を渡し、私はどこか「やるべきことはやった」とホッとしていました。
香典の中身を間違えてしまった…?!
葬儀から3日後の夜。スマホの画面に、ママ友からLINEが届きました。何気なく開いたところ、冷汗がどっと吹き出しました。「この間はお葬式に参列してくれてありがとう。お香典確認したんだけど……中身、間違えてない?」という内容だったのです。
もしかしてマナー違反などの失礼があったのでは……と焦る私に、ママ友は「1万円も入っていたからびっくりした」と教えてくれました。周りのママ友たちがみんな5,000円だったため、私だけ無理をして多く包んでしまったのではないかと心配して、わざわざ連絡をくれたのです。
良かれと思って少し多めに包んだ香典でしたが、ただでさえお葬式で忙しくて疲れている彼女に余計な心配をさせてしまいました。もしかすると、お返しも悩ませてしまったかもしれません。
私は、彼女への配慮が足りなかったと感じて反省しました。彼女が「うれしかったよ。ありがとう」と受け止めてくれたのが、せめてもの救いです。
今回、「みんなと同じ金額」にするのも、実は遺族に余計な気をつかわせないための配慮でもあるのだと学びました。相手の状況を、相手の立場になって考えることの大切さを、改めて感じた出来事でした。
著者:石田奈美/30代女性/6歳の娘と3歳の息子を育てる母。事務のパートをしながら、家事と育児を両立できるよう毎日奮闘中
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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