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「母親なら熱くらいで甘えるな!」ボロボロの体で育児をする私を置いて飲み会に行った夫の結末

35歳で娘を出産した知人のAさんは、産後すぐ、疲れからか高熱が出てしまいます。育休中だった夫に朝一番で病院に連れて行ってもらいましたが、なかなか回復しません。自宅に戻りAさんが寝込んでいる間は、夫が娘の世話もしてくれました。ところが、その日の夕方になって、夫はとんでもない行動に出ます。まだ熱のあるAさんと生まれて間もない娘を置いて、飲み会に出かけてしまったのです……。

 

出産祝いに誘われた夫…「後はよろしくな!」

高熱の妻を置いて飲み会に出掛けた夫

 

高熱の妻を置いて飲み会に出掛けた夫

 

 

高熱の妻を置いて飲み会に出掛けた夫

 

高熱の妻を置いて飲み会に出掛けた夫

 

知人のAさんは、夫と14歳の娘と3人で暮らす40代の主婦。これは、今から14年前、娘が生まれたときの話です。

 

出産後に退院し数日たったある夜、Aさんは高熱を出します。育休を取っていた夫に、翌朝一番で病院へ連れて行ってもらいました。診察の結果、幸いにも感染症ではなく、「産後の疲れのせいもあるから、とにかくゆっくり休むように」と言われて帰ったそうです。

 

産後でボロボロの体に突然の高熱、慣れない子どもの世話もあり、Aさんは満身創痍でした。娘のケアは夫に任せ、Aさんは帰宅してすぐ寝室で寝込んでしまいました。

 

その日の夕方、夫が「体調はどう?」と、寝室をのぞき込みます。まだ熱はあったものの、Aさんは「少し熱は下がったみたい、ごめんね、ありがとう」と返すと、夫は「よかった~、じゃあ大丈夫だね」と、どこかに出かける準備を始めました。

 

不思議に思ったAさんが「え? どこか買い物でも行くの?」と聞くと、夫は「実は出産祝いの飲み会に誘われてさ、お前が熱を出すから行けないところだったよ。後はよろしくな!」とあっけらかんと言うのです。

 

 

「日中は世話しただろ」舌打ちして出かける!

Aさんは慌てて、「ちょっと待ってよ、まだ熱あるし産後すぐで体もボロボロなんだよ。娘のお世話もあるし、飲み会にはいかないで」とはっきり伝えます。すると夫は「チッ! 日中は世話しただろ。母親はお前なんだから熱くらいで甘えるな」と舌打ちしながら出て行ってしまいました。

 

「バタン!」とドアが力強く閉まった音で、娘が泣いて起きてしまいます。ベビーベッドの周りを見渡すと哺乳瓶は消毒されず放置されたままで、替えた紙おむつも床に投げ捨てられ、よく見ると子どものおむつは漏れて布団が濡れていました。

 

Aさんはやり場のない怒りを抑え、娘をあやし、片付けようとしますがフラフラで思うように動けません。そのとき、インターホンが鳴りました。「誰だろう?」とモニターを見ると、そこには近くに住む義母の姿が。

 

急いで玄関へ向かうと、「突然来てごめんね。パートから帰る途中に駅で息子とすれ違ったから」と笑顔で話します。義母が夫に話しかけようとすると、電車が出てしまったそうです。しかし、やたらとご機嫌そうな夫の姿に違和感を覚え、訪ねてきてくれたようでした。

 

フラフラの妻に救世主!?「あのバカ息子が」

Aさんは、これまでのいきさつを義母に話します。義母は信じられないという顔をし「あのバカ息子! 本当にごめんなさい。少し家に上がらせてね」と言って、テキパキと部屋の片付けを始め、娘の沐浴や育児用ミルクを済ませた上、Aさんのためにおかゆを作ってくれました。

 

そして「今日、息子をうちに泊まらせるわね。夜中でも、つらいときはすぐに来るからいつでも連絡して」と言い残し、帰っていったのです。

 

翌朝、玄関が「ガチャリ」と開く音がします。部屋に入ってきた夫の後ろに、義母までいます。Aさんは「お義母さん、昨日は本当にありがとうございました」とお礼を言うと、義母が夫を促し、夫はその場で土下座をしたのです。

 

Aさんが目を丸くしていると、夫は「昨日はごめんなさい。産後で熱もあるのに……母さんに言われてやっと気付いた。悪かった」と謝罪しました。

 

どうやら夫は、義母宅でしっかりとおきゅうを据えられたそう。その日以来、夫は見違えるようになり、Aさんが頼まなくても哺乳瓶の消毒やおむつ替えをきっちりしてくれるなど、育児に取り組む、頼もしい父親へと変身したそうです。

 

まとめ

義母は夫に、産後すぐの女性の体が交通事故に遭ったかのような大きなダメージを負っていて安静が必要なこと、そして育休は誰のための休みなのか、などひと晩かけてみっちり話をしてくれたのです。

 

育児は母親ひとりの役割ではなく、夫婦が支え合ってこそ成り立つもの。夫は義母の言葉を通じて、ようやく自分事として受け止めることができたのです。あの夜、義母が駆けつけてくれたこと、そして夫が自分の過ちを認めて心から反省してくれたことで、今のAさん一家があります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:松下侑可/30代女性。娘と息子の育児に日々追われている。そろそろ本気で産後ダイエットを始めたいと思いつつ、食後の甘いものが辞められない。

マンガ:あさうえさい

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

 

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