テレワークに不向きな住環境
テレワークが中心の会社で働く私は、ほぼ毎日、自宅で仕事をしています。
社会人になってすぐに借りたアパートは「寝に帰るだけ」と割り切って選んだため、設備も防音性も最低限。上の階に住む大学生の生活音が昼夜問わず聞こえてくることもあり、テレワークには正直不向きな環境でした。
しかし、問題はそれだけではありませんでした。私がテレワークをするようになったころ、これまでお世話になっていた大家さんが高齢のため引退。息子が後を継いだのですが、その妻・A子が厄介な人物だったのです。
大家の妻からの嫌味…
私が住むアパートは大家が管理人も兼ねていますが、新しい大家となった息子の本業は会社員。そのため、実際の管理は主婦である妻のA子が担っていました。
毎日、共有部分の掃除をするA子は、平日も家にいる私のことを無職だと勘違い。私の姿を見かけるたびに「最近よくお見かけしますね~」「お仕事しなくて大丈夫なんですか?w」と、どこか含みのある言い方をされるようになりました。
もちろん私はテレワークで仕事をしていることを説明しましたが、A子はどこか納得していない様子。顔を合わせるたびに、居心地の悪さが積み重なっていきました。
家賃を払っているはずが滞納!?
そんなある日、不動産会社から一通のメールが届きました。
内容は「家賃の支払いが確認できていない」というもの。滞納が続く場合は強制退去の可能性があることが書かれており、思わず目を疑いました。
私は毎月きちんと家賃を支払っていたため、すぐに不動産会社へ連絡。事情を説明すると、「こちらでは入金が確認できていない」との回答でした。
話を進める中で、現在の支払い方法に違和感を覚えました。
というのも半年前、大家の引き継ぎのタイミングで、A子から「しばらくの間は直接受け取る形にしたい」と言われていたのです。振込の確認に時間がかかることもあるため、と説明され、私はその言葉を疑うことなく受け入れていました。
それ以降、毎月家賃は現金で手渡しし、その都度、領収書も受け取っていたのです。そのことを不動産会社に伝え、領収書の写真を送ると、「一度確認させてください」との返答がありました。
確認の結果、衝撃の事実が!
後日、不動産会社から連絡があり、家賃は正式にはこれまで通り振込での管理になっており、個別に手渡しで受け取る取り決めはなかったことがわかりました。
さらに、不動産会社と大家側で確認が進められた結果、私が支払っていた家賃は管理側に正しく共有されていなかったことが判明しました。つまり、私が支払っていたお金は、A子が受け取ったままになっていたようです。
まさかの事実に驚きつつも、領収書があったことで支払いの証明はできていたことが救いになりました。その後、不動産会社から大家側へ正式に説明がおこなわれ、A子にも詳しい事情確認がなされたそうです。
これまで曖昧だったお金の流れが明らかになるにつれ、現大家であるA子の夫や元大家さんも状況を把握。結果として、A子の管理方法に問題があったことが認められました。
立場が一変して…
後日、大家さん親子とA子の3人がそろって自宅を訪れ、菓子折りを手に謝罪を受けることに。
普段嫌味ばかり言ってくるA子が、しおらしく頭を下げている様子に驚きつつ、事実が判明したことに胸をなでおろしました。
その後は家賃の支払い方法もすべて振込に統一され、トラブルが起きることもなくなりました。共用部で顔を合わせても、A子が以前のように声をかけてくることはなくなり、穏やかな日常が戻っています。
今回の件で、「お金のやり取りは必ず記録に残すこと」の大切さを実感しました。
また、いつもと違う対応を求められたときは、その場で確認することも重要です。小さな違和感を見過ごさず、冷静に対応することが、自分を守ることにつながるのだと感じた出来事でした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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