家事の負担が私ばかり?
結婚生活が始まってすぐに直面したのは、家事の分担についてでした。
私はフルタイムで働きながら、家のことをしています。
仕事から帰宅したあとはそのままキッチンへ。夕食の準備をしている間、夫はソファでスマホを見ながらひと息ついている――そんな光景が、いつの間にか当たり前になっていました。
毎日ではありませんが、夫から「何かやることある?」と声をかけてくれることもありました。でも、それはあくまで“指示待ち”。自分から動くことはほとんどなく、結局は私がすべて段取りを考えて伝える必要があったのです。
食後も同じです。私はそのまま食器を下げて洗い物へ。一方の夫はテレビを見たり、先にお風呂に入ったり。
「どうして私ばかりがこんなに動いているんだろう」。そんな思いが募る一方、口に出せばケンカになりそうで、ぐっと飲み込んでしまう自分もいました。
そうして、小さな不満は、いつしか無視できない大きさになっていったのです。
思い切って伝えた本音
このままではいけないと思い、ある日、思い切って夫に気持ちを伝えることにしました。
「手伝ってほしいんじゃなくて、家事のことを一緒に考えてほしい」そう伝えると、夫は少し驚いたような顔をしていました。
話を聞くと、夫なりに「自分もやっているつもり」だったとのこと。「何をすればいいかわからないから、とりあえず聞いていた」という言葉に、私との認識のズレを感じました。
そこで改めて、家事の役割を話し合うことに。私は料理と掃除、夫は洗濯とゴミ出しを担当することにしました。それ以外の家事については、「できる方がその都度やる」という形で落ち着きました。
完璧じゃなくていいと気づいた
役割を決めても、最初はぎこちなく、うまくいかないこともありました。それでも続けるうちに、少しずつそれぞれのペースができていきました。
そして私自身も、「ちゃんとやらなきゃ」と思いすぎていたことに気づきました。
多少やり方が違っても、少しくらい雑でもいい――そう思えるようになってから、気持ちがぐっと楽になりました。
そんな中、私が体調を崩してしまった日がありました。思うように動けない私の代わりに、夫が積極的に家事をこなしてくれたのです。
その姿を見て、「ちゃんと支え合えているんだ」と実感しました。
家事分担の問題は、最初は私ひとりで不満を募らせていました。でも、話し合いと少しの工夫を重ねたことで、夫婦の関係を見直すきっかけにもなったと感じています。
大切なのは、完璧を求めすぎないこと。そして、「やってほしいこと」を我慢するのではなく、きちんと言葉にすることです。
あのとき勇気を出して話し合ったことで、私たちは「支え合う夫婦」に一歩近づけた気がしています。
著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり、女性の悩みなど多くのジャンルの記事を執筆。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
※AI生成画像を使用しています
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