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不倫夫「離婚が嫌なら俺の好きにさせろ」→妻「もう離婚したよ?」夫のプライドが崩壊したワケ

私は早くに両親を亡くし、頼れる親戚も少ない環境で育ちました。そのため、夫と結婚し、おなかに新しい命を宿したと分かったときは、ついに自分にも温かい「家族」ができるのだと、言葉にできないほどの喜びに満たされていました。

「捨てられたくないだろ?」夫の冷酷な本性

しかし、そんな平穏な毎日は、夫の不自然な行動によって崩れ去りました。休日も「急ぎの仕事が入った」と言って出かけるようになった夫。違和感を覚えた私がこっそり後を追うと、隣町で夫が見知らぬ女性と腕を組んで歩いている姿を目撃してしまったのです。

 

その日の夜、帰宅した夫を問い詰めました。謝罪の言葉を期待していた私の耳を疑うような、信じられない言葉が返ってきたのです。「俺のおかげで生活できてるのに、ぐちぐち文句を言うな」夫は悪びれるどころか完全に開き直りました。


さらに夫は、「孤独なお前は、俺に捨てられたら生きていけないだろ?」と私の身寄りのない境遇を鼻で笑い、「離婚されたくないなら、子どもが産まれるまで俺の好きにさせろ」とまで言い放ったのです。そして、「文句があるならいつでも別れてやる」と、自らサインをした離婚届をテーブルに投げつけてきました。愛していた夫の冷酷すぎる本性に、私の心は深い悲しみと怒りでぐちゃぐちゃになっていました。

 

おなかの子を守るための「静かな反撃」

最初は目の前が真っ暗になり、どうしていいか分かりませんでした。しかし、おなかの中で動く小さな命を感じたとき、「私がこの子を守らなきゃ。こんな男の言いなりになってはいけない」と、静かな闘志が湧き上がってきたのです。

 

私は、夫が脅しのために投げつけてきた離婚届を保管し、決して泣き寝入りはしないと心に決めました。そして言い逃れできない不倫の証拠を冷静に集め始めたのです。


同時に、お歳暮のやり取り程度で少し距離のあった義両親に勇気を出して連絡を取り、夫の不倫と、私に放った暴言のすべてを打ち明けました。私の境遇を利用して見下す息子の最低な振る舞いを知り、義両親は激怒。「私たちが全面的に味方になるから、安心して」と心強い言葉をかけてくれ、水面下でしっかりとした反撃の準備が整っていきました。

暴かれた嘘と立場逆転

それからしばらく経ったある日、夫からまた高圧的なメッセージが送られてきました。「当分、彼女の家で暮らすから、いちいち連絡してくるなよ」「孤独なお前は俺に捨てられたくないだろ? 離婚が嫌なら不倫くらいで文句言うな」と相変わらず私を見下し、都合よくコントロールできると信じ切っている文面に、私は冷静に一言、「もう離婚してるよ」とだけ返信しました。

 

実はその日、私は義両親の付き添いのもと、夫が自らサインして突きつけてきたあの離婚届を役所に提出してきたのです。自分が脅しに使った離婚届が本当に受理されたと知り、慌てふためいた夫から着信が鳴り響きましたが、私はそれを冷たく無視しました。


その夜、義実家とともに自宅で待ち構えていると、血相を変えた夫が帰宅しました。両親の姿を見て完全に青ざめる夫の前に、すべての不倫の証拠と離婚受理証明書を突きつけました。自分が絶対的に優位だと信じて疑わなかった彼のプライドが、音を立てて崩れ去った瞬間でした。

 

新しい家族と迎える穏やかな未来

「俺が悪かった、あれは冗談だったんだ!」と床に崩れ落ちて泣きつく元夫に、私の心は微塵も動きませんでした。

 

さらに後日、元夫の不倫相手が会社の取引先の女性であり、元夫が「独身だ」と偽って関係を持っていたことが判明しました。激怒した相手の女性から会社にクレームが入り、社内中に不倫の事実が知れ渡った元夫は、地方の部署へ左遷されることになりました。


私と不倫相手の両方から多額の慰謝料を請求され、義両親からもきっぱりと勘当された元夫。自分の弱さを隠すために弱い相手を作って威張っていた彼は今、誰にも頼れず、多額の借金返済に追われる孤独な日々を送っているそうです。


一方の私は、離婚後、義両親の温かい提案で義実家に身を寄せさせてもらっています。「戸籍上は他人になっても、あなたは私たちの本当の娘よ。いつでも頼りなさい」というやさしい言葉に救われ、今は安心して出産準備を進めています。理不尽な関係を断ち切り、本当の意味で私を大切にしてくれる「家族」とともに、まもなく産まれてくるわが子に会える日が今から楽しみです。
 

◇ ◇ ◇
夫婦はどちらかが偉いという関係ではなく、互いに支え合い、尊重し合う対等なパートナーです。相手の弱い立場や環境を利用してコントロールしようとする行為は、決して許されるものではありません。もし困難な状況に陥ったときは、一人で抱え込まず、周囲の信頼できる人や第三者に助けを求めることも大切にしたいですね。
 

【取材時期:2026年4月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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