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「ごめんね、ママ喋れないの…」産後2日目、せっかくの面会でひと言も話せず涙…私の体に起きていたのは

第2子を出産したときの話です。出産して翌々日、娘が夫と一緒に面会に来てくれたのですが、私はひと言も話すことができませんでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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産後の面会で喋れず涙

久しぶりに娘に会えるのをとても楽しみにしていたのですが、産後2日目の朝から母乳が活発に作られていたため、胸がパンパンに張り、熱を持ってしまいました。腕を挙げることもできないほど痛くなり、しこりができてしまい……。最終的には、ガチガチの岩のようになってしまったのです。

 

せっかく夫と娘が面会に来てくれて、娘と1週間ぶりに再会できるのを心から楽しみにしていたにもかかわらず、私は胸の痛みのせいで何ひとつ言葉を発することができませんでした。その痛みはつらく、私はずっと泣いてしまっていました。しかし、助産師さんに母乳を搾ってもらったおかげで、次の日には少しラクになり、娘と笑顔で話すことができました。

 

出産直後というのは、身体も心も不安定で、なかなか思うようにはいかないものだと身をもって学びました。特に、上の子どもがいると、思うように動けないことがとてももどかしく感じます。それでも、産後半年ほど経った今では、上の子どもと走り回って遊べるようになり、本当に幸せを感じています。

 

◇ ◇ ◇

 

話すこともできないほどの痛みがあったとのことですが、その後のケアによって解消され、無事笑顔で娘さんとお話できて一安心でしたね。

 

個人差はありますが、ホルモンバランスの影響で産後2日ごろから母乳の分泌が急激に増えると言われています。

 

この時期は母乳が作られる量と赤ちゃんが飲む量のバランスがまだ整っていないことが多く、乳腺内に母乳が溜まりやすくなります。そのため、胸がパンパンに張って痛みや熱っぽさを感じることが多いのです。

 

特に、乳房全体が硬くなる「うっ滞」状態や、赤ちゃんがうまく母乳を飲めない授乳トラブルが、胸の張りを悪化させる原因として考えられます。胸が熱を帯びたり、ズキズキとした痛み、脇や胸の周りの張り感などが主な症状です。

 

こうした症状を緩和するためには、母乳を頻繁に赤ちゃんに吸ってもらい、乳腺内の流れを促すことが大切。張りが強くて赤ちゃんがうまく吸えない場合には、授乳前に温めたタオル等で血行を促し、軽く搾乳したりして乳輪部をほぐしてから授乳するとよいでしょう。授乳後は軽く冷やすと痛みが和らぐことがあります。

 

胸の張りを放置すると乳腺が詰まりやすくなり、乳腺炎へと進行するリスクが高まります。乳腺炎になると胸が赤く腫れ、強い痛みや発熱などの症状を伴うことがあるため、早めのケアが重要です。もし痛みや張りが改善しない場合や発熱がある場合は、助産師や専門家に相談し、適切なケアを受けてくださいね。

 

 

監修:関根直子(助産師)

著者:角田 咲/20代女性・調理師

2歳の娘と0歳の息子を育てる母。調理師。趣味はカフェ巡り。料理の仕事をしているため、料理を作ることも好き。

 

作画:たかだきなこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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