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「樹木葬でいい」は甘い!?お墓をなくした後に気付いた、弔い方を阻む壁<墓じまいできるかな?>

「墓じまいできるかな?」最終回。人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、実家と義実家の墓じまいに奔走するマンガ「墓じまいできるかな?」。

高齢の母の実家引き払いを機に始まったお墓探し。実家のお墓では対話を重ねて移転を完了させ、ようやくひと息ついたのもつかの間、今度は夫の実家で義祖母がお墓を勝手に購入するというパニックが発生。親族一同が「絶対に入りたくない!」と絶叫する事態に陥りました。

義祖母が独断で作ってしまったお墓。その「負の遺産」を断ち切るため、お義母さんはなんと総額200万円をかけて2つの墓じまいを決行してくれました。おかげで私たちが管理を引き継ぐお墓はゼロに。

 

「これで私たちの代は自由だ! 樹木葬か何かでサクッと済ませればいいよね」と気楽に考えていたのですが、いざ具体的に調べ始めると、そこには想像以上に難しい選択肢の数々が待っていました。

 

自分たちの「最期」を巡る意外な盲点

墓じまいできるかな?/和田フミ江

 

墓じまいできるかな?/和田フミ江

 

 

墓じまいできるかな?/和田フミ江

 

墓じまいできるかな?/和田フミ江

 

お墓がないならないで、別であれこれ考えなくてはならない、ということに気付かされました。

 

車で1時間くらいのところに樹木葬をおこなっている墓地があり、漠然と「そこでいいのでは?」と思っていました。

 

しかし、調べてみると一区画の使用料を払って複数人一緒に埋葬できるプランや、個別に永代供養にするプランなど分かれていて、金額もいろいろ。

 

一区画を使用する形だと年間管理料をずっと払い続けなくてはならず、また運営しているのも神社だったので、全体的に「これだとどこかのお寺の檀家になるのとあまり変わらないのでは……」という印象でした。

 

他にも樹木葬をおこなっているところはいくつかあるものの、金額も運営している団体もいろいろ。適当なところに埋葬して後でもめたり後悔したりしたらと思うと、思ったより難しい選択だと感じました。

 

そんな訳で、今のところ将来の「お墓」をどうするか具体的には決まっていません。夫と私は海洋散骨でもいいなあと話をしていますが、また考え方も変わるかもしれないし、親や子どもたちの希望はまた別かもしれません。

 

とはいえ後回しにせず、近いうちにもっと具体的に家族で話し合っておこうと、改めて思っています。

 

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実家と義実家の墓問題をようやく解決した和田さん。自分たちの代ではお墓を残さず、娘たちに負担をかけないよう「樹木葬などで簡素に」と考えていましたが、いざ調べてみると管理費や仕組みの違いなど、意外と考えるべきことが多いことに気付かされます。今のところ具体的な答えは決まっていませんが、大切なのは後回しにせず家族でしっかり話し合っておくこと。自分たちにぴったりの弔い方を見つけるためには、まず「対話」を始めることが何よりの近道なのかもしれませんね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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この記事の著者
著者プロファイル

マンガ家・イラストレーター和田フミ江

姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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