「やんちゃ自慢」が笑い話に聞こえない理由
夫はときどき、義父の昔話をします。本人は楽しい話のつもりなのかもしれませんが、私はいつも反応に困ってしまいます。
たとえば、「親父って昔さ、けんかばかりで、拳が潰れてるんだよ」などと言うのです。酔った義父が家の中で暴れ回った話や、ものすごいスピードで車を追い抜いていった、という話も聞いたことがあります。
聞くたびに、「それは笑い話として話すには少し重いのでは……」と心の中で思っていました。
家族の前でも語られる昔話
今の義父は穏やかで、孫にもやさしく接してくれるおじいちゃんです。だからこそ、夫から聞く破天荒な昔話とのギャップは、どう受け止めればいいのか迷ってしまいます。
特に困るのは、夫がそうした話を友人との食事中や、子どもの前でもあまり気にせず話すことです。
わが子が「じいじ、悪かったんだね!」と笑っているのを見ると、私はどう反応したらいいのかわからなくなります。「悪いことをするのがかっこいい」と思われても困りますし、かといって「じいじは怖い人」と受け取られてしまうのも本意ではありません。
価値観の違いに戸惑って
夫には以前、「その話は、あまりいい印象で伝わらないかもしれないよ」と伝えたことがあります。けれど夫は、「昔はみんなそんなものだった」とか「男同士なら別に違和感ないよ」といった反応でした。
もしかすると、夫にとってはただの昔話であり、そこまで深刻に考えていないのかもしれません。とはいえ私は、子どもに聞かせる話としては少し慎重になってほしいと思ってしまいます。
若いころの失敗ややんちゃな過去を、家族の思い出として語ること自体は悪くないと思います。ただ、「あのころは未熟だったな」と少し反省をにじませながら話してくれたら、聞き手であるこちらが受け取る印象は大きく変わるはずです。
同じ昔話でも、伝え方によっては笑い話にも教訓にもなります。子どもの前で話すときこそ、ただの武勇伝ではなく、「してはいけないこともある」と伝わるような話し方をしていきたいと感じた出来事でした。
著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています。
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