出産をすると、自分の体形の変化にびっくりすることもありますよね。今まで、赤ちゃんを守るためにつくられていた体。私の場合、まず産後に自分の体で気になったのは「おなかまわり」でした。今回は、私の産後の悩みと、その悩みを解消するまでをお伝えしたいと思います。
産後、体が軽くなると思ったら
私が長女を出産したのは冬。もともと小柄な私ですが、出産時には何と体重が18kgも増えていました。でも、「赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃんや羊水の分で体重が減るだろう」と、安易に考えていました。
そして迎えた出産後、まずギョッとしたのは、自分自身のおなかまわり。赤ちゃんが生まれても、ぎっしりと肉が詰まっている感じで、さらに皮がたぽたぽ。「このおなか、元に戻るの?」と、とても不安になりました。
育児にちょっと慣れてから腹帯を着用
自分の体形は気になったものの、1カ月ほどは赤ちゃんのお世話に追われる毎日で、自分のことなど何もできない状態でした。「腹帯は妊娠中だけでなく、産後も使える」と聞き、試しに巻いてみましたが、息苦しくて断念。
数カ月後に再チャレンジし、産後の悩み解消のために毎日腹帯をして過ごしました。さらに赤ちゃんのお世話で自然と体力を使ったためか、だんだんとおなかが引き締まり、妊娠前に比べて15kg増しだった体重も少しずつ減っていきました。
産後1年で元の体重に戻る
腹帯は最初、おなかの皮がたぽたぽでおなかまわりが大きかったため、妊娠中に使用していたものを着用しました。その後、もっと引き締め効果のある腹帯を日中に使用し、夜はおなかまわりだけにキュッと引き締め効果のあるものを無理なく使用しました。すると、半年ほどでおなかのたるみが気にならなくなり、1年後には体重もすっかり元通り。私はこうして、産後の悩みを解消することができました。
2人目のときは、妊娠前に比べて体重増加10kg。おなかの皮はやはりたぽたぽでしたが、腹帯効果で8カ月ほどで元通りになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラストレーター/まっふ
著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。