「あなたは赤身でいいわよね?」中トロを夫と義父に取り分ける義母⇒え!?嫁いびり?夫に相談した結果

子どもが2歳のころのことです。義実家へ帰省し、義母が用意してくれたおいしそうなお刺身を家族で囲んでいたときのこと。いざ食事が始まると……。
その日は義母が「奮発していいお刺身を買ってきたわよ」と笑顔で迎えてくれ、食卓にはおいしそうなお刺身の盛り合わせが並んでいました。
義母が取り分けてくれたのですが、脂の乗った大トロや中トロはすべて義父と夫の小皿へ。私の前に置かれたお皿には、端のほうにあった赤身が二切れと、大根のツマばかりが盛られていました。
義母は悪びれる様子もなく、「あなたは赤身でいいわよね? 若いんだし」とひと言。夫がおいしそうに大トロを頬張る横で、私だけ家族として扱われていないような気がして、たまらなく悲しい気持ちになったのを覚えています。
その場では娘の目もあったのでなんとか笑顔でやり過ごしました。でも、どうしても心のモヤモヤが消えず、帰宅してから夫へ「私だけ違う扱いをされているみたいで、すごく寂しかった」と正直に伝えてみることに。
すると夫は、私の言葉で初めてそのときの状況に気がついてくれました。そして次回の帰省時には、夫が積極的にお皿を回し、全員に均等に取り分けるよう動いてくれたのです。
この出来事を通して、不満をそのままぶつけるのではなく、「悲しかった」という自分の気持ちを素直に共有すれば、夫が一番の味方になってくれるのだと気づきました。義母が私より夫や義父を優先する場面がまったくなくなったわけではありませんが、夫が味方なのだとわかったことで、とても気持ちがラクになりました。
著者:長野広瀬/20代・女性・会社員。娘を育てる母。趣味はドラマ鑑賞とサイクリング。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
不満をただぶつけるのではなく「悲しかった」という素直な気持ちを伝えて夫を味方につけた、素晴らしい解決策でしたね!
続いてご紹介するのは、また違った形での義実家エピソードです。娘の晴れ舞台である結婚式に向けて、義母から「私の黒留袖を着てほしい」と渡されたのは、何十年もタンスの奥に眠っていたカビ臭い着物。
義母の善意からの申し出だけに無下にすることもできず……?
義母「着てちょうだい♡」娘の結婚式にボロボロの黒留袖を渡され困惑→お直し代40万!?私の決断は

娘が結婚することになり、結婚式に私は何を着ようか悩んでいました。そのとき、義母から「お嫁にくるときに黒留袖を作ってもらったから、よかったら私のを着てちょうだい」と言われました。
何十年もタンスから出されることなく、ボロボロのたとう紙でくるまれた黒留袖は、カビ臭いやらホコリ臭いやらで一瞬固まってしまいました。しかし義母は黒留袖の思い出を一生懸命語ってくれるため、私も引くにも引けず、仕方なくその黒留袖を持ち帰ってきました。
夫とも話し、義母の気持ちを考え、どうにかならないかと呉服屋に黒留袖を持ち込みました。カビ臭さもそうですが、汚れ、シミ、あとは刺繍が取れていた箇所もあり、黒自体も色褪せがひどいため、すべて直す羽目に……。
もちろん、黒留袖だけしか残っていなかったため、帯からカバン、草履、すべてそろえて40万超えという痛い出費になりました。
思い出の詰まった黒留袖を託してくれた義母の気持ちと、現実との間で正直悩みました。想像以上の出費にはなりましたが、きちんと手入れをして娘へ渡せたことで、「受け継ぐ」という形にできたのでよかったと思いました。
著者:野畑りこ/40代・女性・専業主婦。子どもたちは独立しているため夫と私の両親、犬と暮らしています。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
息子や夫を優先し、お嫁さんを冷遇した義母と、悪意はなく善意による行動ではあったもののお嫁さんを困惑させてしまった義母。対照的ではありましたが、どのような意図があろうと、受け取る側に大きな負担やモヤモヤを残してしまう言動は、やはり避けるべきですよね。相手の立場で考え、行動したいものです。
義家族からの振る舞いに戸惑う場面に直面したとしたら、ひとりで不満を抱え込まずにまずはパートナーに相談し、今後の関係性も見据えながら、夫婦で最善の着地点を冷静に探っていきたいですね。