パートナーからの指摘

40代半ばのころ、私は衝撃的なひと言を彼に言われました。それは、最近私の体臭がキツイと言うのです。「ちゃんとシャワー浴びたのか? なんか、臭い気がする」と言われ、かなりムッとしました。
いつもシャワーを浴びているので、そんなにおいがするわけありません。これまでそんなことを言われたことがなかったので、最初は「冗談だろう」と思っていました。しかし、その次も同じことを言われ、さすがに自身の体臭について考えるようになりました。
知り合いの女性に相談したところ、「加齢臭かもしれない」と言われました。知人に勧められるままに皮膚科に行って相談したところ、においの原因はやはり加齢臭でした。自分では気が付かないうちに、体臭が変化していたのです。
デリカシーのない言葉
彼に加齢臭のことを話したら、大爆笑されました。「こっちは真剣に悩んでいるのに」と、またイライラが募ります。私は、医師の指導に従い、薬用シャンプーやせっけんで髪や体を洗い、わずかな汗もすぐに拭うようにしました。なんだか、すれ違う人が皆私のことを「臭い」と思っているような気がして、外出も嫌になりました。
自分の加齢臭が消えたかどうかはわかりません。自分で腕や足のにおいを嗅いでも、いまいちわからないのです。彼に聞いても、「加齢臭なんだから、そう簡単に消えない」と言われました。
おまけに、「加齢臭が消えるまでは、スキンシップは控えたい」とまで言われました。こっちは彼から加齢臭がしても、グッと我慢したというのに。もう少しデリカシーのある言葉が聞きたかったです。
それからというもの、彼との仲もギクシャクしてしまいました。
◇◇◇◇◇
年齢を重ねると体にさまざまな変化が訪れますが、意外とにおいの変化には鈍感なのかもしれないと思いました。私も指摘されるまで、自分から加齢臭だなんて考えたこともありませんでした。ですが、正しい対処によって加齢臭は抑えられると信じ、まずは周囲の人に相談することが大切だと思いました。
文/佐倉結華
イラスト:エェコ
性格の違いに悩んだ私が気付いた夫の本音

3カ月ほど前に入籍し、基本的にはとても仲の良い夫婦です。お互いを思いやる気持ちもあり、笑いの絶えない毎日を送っています。それでも、どうしても我慢できないことが1つあります。それは、夫が私の気持ちを軽く受け流すような言葉を口にするときです。
私は昔から極度の心配性です。物事を悪いほうへ考えてしまう癖があり、そんな自分を自覚しているからこそ、人前ではできるだけ冷静にふるまうようにしています。
一方、夫はとても楽観的な性格。ちょっとしたことでは動じず、「なんとかなる」と笑っていられるタイプです。
そんな夫の前で、私が真剣に悩みを打ち明けたときに「考え過ぎだよ(笑)」と言われると、胸の奥がズキンとするのです。
まるで、私の感じ方そのものを否定されたような気持ちになるのです。その瞬間、言葉を返せず、気まずい沈黙が流れ……やがて小さな口論に発展してしまいます。
夫はすぐに「ごめん」と謝ってくれますが、同じようなやりとりが何度も繰り返されるうちに、心の中にモヤモヤが少しずつ残っていきました。
否定されているのは、私だけじゃないのかも
ある日、ふと考えました。「私だけが傷ついていると思っていたけど、もしかすると、夫も私に否定されている気持ちになっているのかもしれない」と。
夫の“楽観的な性格”は、本来とてもステキな長所です。けれど、私がそれを理解できずに腹を立てているとき、夫もまた「自分の性格を責められている」と感じていたのかもしれません。
そう思った瞬間、少しだけ心が軽くなりました。今では、すぐに感情的にならないよう、「許せることは許そう」と意識するようにしています。
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夫婦であっても、性格も感じ方も違うのは当たり前。「どうしてわかってくれないの」と嘆くより、「お互いの違いを認め合おう」と思えるようになったことで、以前よりも穏やかに過ごせる時間が増えました。完璧ではないけれど、「2人らしい形」で支え合える関係を築いていけたらと思っています。
著者:山本凜/20代女性・主婦
「男社会はこんなもんだよ」夫のひと言に絶句

私の夫は経営者という立場上、取引先との関係づくりも仕事の一環と考えているようです。以前は週に1日程度の外食だったのが、ここ数カ月で週5~6日も飲みに出るようになりました。
「仕事だから仕方ない」と思い込もうとしても、家での夕食の時間がどんどん減っていく現実に、胸の中がモヤモヤしていきました。
ここ1カ月を振り返ると、家族そろって夕飯を食べたのは片手で数えるほど。子どもも「今日はお父さんいないの?」と寂しそうに聞くようになりました。
やっと一緒に食卓を囲める日があっても、夫はスマホばかり見ていて、私や子どもの話にも上の空。思い切って「もう少し飲み会の回数を減らしてほしい」と伝えたところ、「男社会はこんなもんだよ」と軽く返され、怒りよりも虚しさを感じました。
「飲みニケーション」という言葉が今も残っているように、仕事の付き合いにお酒の席が欠かせないのは理解しています。ですが、家族との時間を犠牲にしてまで続けるものではないと思うのです。
令和の今でも、仕事と家庭のバランスを取ることの難しさを痛感しました。
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夫にとっては仕事でも、家族にとっては「大切な人がいない時間」。家に帰れば家族がいて当たり前という考えに甘えず、「家で待っている人がいる」ということを、もう一度思い出してほしいと心から願っています。
著者:佐野りんご/30代女性・主婦
まとめ
カップル間・夫婦関係のトラブル解決は一筋縄ではいかないものです。ただデリカシーのない夫の言動に対し、こちら側の考え方を変えることで関係性が良好になった、という体験談もありました。怒りを募らせているときは、相手の悪いところばかりが目に付くものですが、あえて相手の「良いところ」に光を当てるなど、捉え方を変えてみるというのも一案です。
ケースバイケースではありますが、自分の意見を伝えると同時に、少しだけ相手の気持ちに寄り添うことがこじれた関係を解きほぐす糸口になるかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※一部、AI生成画像を使用しています
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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