栄養士の道に進んだことがきっかけで骨密度を測定
仕事が忙しく、食事を抜いたりいつも睡眠不足だったりした30代前半の私は、不摂生な生活のせいで一時的に生理が止まるなどの体調不良を繰り返していました。その経験から食事の大切さを実感した私は、「食事を通して社会に貢献できたら」と思い、一念発起して栄養士の道に進むことを決意。33歳で栄養士の短期大学に通い、2年生の末には骨粗しょう症を題材に卒業研究をおこないました。
その際、せっかくだから自分の骨密度も調べようと思い、当時住んでいた家の近くにあった骨粗しょう症の専門医院を受診。そこで初めて骨密度の検査を受けました。検査は骨密度測定装置に横たわり、骨密度を測定する方法です。DXA法、またはDEXA法と呼ばれる骨密度検査で、ネットで調べたところ、2種の異なるエックス線を体に照射し骨密度を測定するというものでした。
検査時間は10~20分程度。撮影台に横になるだけで、腰椎と大腿骨部を測定してくれます。精度が高いため、一般的に使われる骨密度測定法のようです。
検査の終了後、しばらく待合室で待った後、検査結果が出ました。そして、私は医師から驚きの結果を告げられました。
骨粗しょう症と診断され、治療を開始

検査の結果、医師から「骨密度年齢は64歳相当」と説明され、骨粗しょう症と診断されました。これは、34歳の私には衝撃の結果でした。短大の授業や卒業研究で調べたことなのですが、体形的に痩せ型の人、食事を食べないなどの過激なダイエットをした人、栄養バランスの悪い人、無月経の状態が続く人などは、骨密度が低下しやすい要因になることがあるようで、当時の私には当てはまることが多くありました。
また、医師からは、閉経をすると女性ホルモンの一種であるエストロゲンが少なくなることで、破骨細胞による骨吸収が進みやすくなり、骨密度が下がりやすくなると教わりました。私の場合、このままでは将来骨折をしやすくなり、寝たきりになる可能性もあるとのこと。不安になった私は、早速対策を開始しました。
具体的に私がおこなったのは、血液検査でわかったビタミンDとカルシウム不足を補うため、医師から処方された治療薬「エディロールカプセル」という活性型ビタミンD3製剤を1日1回服用すること。そして、乳製品や小魚などカルシウムの多い食材を積極的に食べることです。
毎日薬を飲み、なるべく乳製品や小魚などを食べることを心がけ始めた私。でも、薬は毎日欠かさず飲みましたが、カルシウムの多い食事をとることはとても大変で、途中でやめたり、また始めたりと不安定な状態でした。
食事に気を付けた半年後の骨密度検査の結果は…
それから半年ほどたったとき、再度骨密度測定に行きました。検査の結果、看護師さんから言われたのは、骨密度は上がってはいませんが、下がってもいません。このまま維持していきましょう」というものでした。
私は、骨密度が上がっていなかったことに拍子抜け。その後も1年ほど薬を飲んだり対策したりし続けましたが骨密度は変わらず、お金もかかるのでなんとなく病院に行かなくなり、薬を飲むのもやめてしまいました。
とはいえ、このとき骨粗しょう症対策を中断してしまったことはずっと気がかりでした。そこで、41歳のときに近所の整形外科を受診。そこでの検査方法は、以前受けたDXA法ではなく、超音波を用いて主にかかとなどの骨量を調べる簡易的な検査で、前回の骨密度検査とは違う結果が出ました。
医師から「骨密度年齢は40代後半くらいです」と言われ、びっくり。検査の種類や測定部位が違うと、結果の見え方も変わるのだと感じましたが、それでも骨粗しょう症という診断は変わらず、薬を処方され、カルシウムの多い食品をとるように言われました。
しかしその1年後に引っ越しをして、新しい場所で病院を探すのも手間で、またしても骨粗しょう症対策は中断……。
まとめ
私も44歳になって生理の量が少なくなり、いよいよ骨密度が低下していく年齢になりました。以前は骨粗しょう症対策で処方されたビタミンDの薬を飲み続けたにもかかわらず、骨密度が上がらなくてがっかりもしましたが、骨粗しょう症の原因はいくつもあり骨密度を上げることは本当に難しいということなのだろうと思いました。
当時はビタミンDの処方薬は毎日欠かさず飲んでいましたが、カルシウムを多く含む食材を食べ続けるのは大変で、途中で食べなくなったり、また始めたりしたのも悪かったのだと思います。今度こそ、自分の状態に合った治療について医師に相談しながら、無理なく継続していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※AI生成画像を使用しています
監修:中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
著者:近藤 葉月/40代女性。自分のしたいことを追求しすぎて、結婚もせずアラフィフに。楽しく自分らしく生きるために日々模索中。栄養士・調理師の資格持ち。趣味は料理とパン作り、食べ歩き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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