プランナーとの浮気を疑う彼
彼にプロポーズされたあと、入籍日は交際を始めた2人の記念日にしようということになりました。そのため、入籍より先に結婚式を挙げることに。
ところが準備が進むほど、彼はどんどん式の準備に消極的になっていきました。式場との打ち合わせも「仕事がある」と言って来ず、私がひとりで進める場面が増えていったのです。
そんなある日、彼から突然メッセージが届きました。
「婚約解消したい。浮気してるだろ」と。
心当たりがなさすぎて、私は目の前が真っ暗になりました。理由を聞くと、彼は「カフェで男と一緒にいたのを見た」と言います。さらに、その浮気相手は式場のプランナーだ、と。
確かに私はプランナーさんとカフェで打ち合わせをしました。でもそれは、彼が来ないぶんの確認を、私の会社近くで手早く済ませるために時間を作ってくれただけ。仕事の話しかしていません。私は「疑うなら、やりとりも全部見せる」と伝え、誤解は一度は解けたはずでした。
それでも彼は、その後も「最近冷たい」「プランナーのほうが大事なんだろ」と、しつこく言いがかりをつけてくるようになりました。疑われる側の苦しさに加えて、「自分が準備に来ないのに、なぜ私だけ責めるのか」と、心がすり減っていきました。
後輩女子から怪しいメッセージ!?
そんな矢先、職場の後輩女性・A子からメッセージが届きました。内容は「婚約解消、残念ですね」というもの。私は驚きました。まだそのことは決まっていませんし、何より彼との揉めごとを職場に話した覚えがなかったからです。
私は「別れていないし、浮気も誤解」と返しました。するとA子は「同姓同名の知り合いと勘違いしてしまったみたいです」と言って、すぐにやりとりを終わらせました。けれど、その“勘違い”があまりにも都合よく感じて、胸の奥に引っかかりが残りました。
一方の彼は、以前より身だしなみに時間をかけるようになり、帰宅も遅い日が増えていきました。こちらが聞いても「忙しい」のひと言。疑いたくはないのに、彼の態度とA子の不自然な連絡が重なり、私の中の不安は膨らむ一方でした。
結婚式の準備は相変わらず私が進め、気持ちはすれ違うばかり。
式が近づくほど、「このまま本当に結婚して大丈夫なのか」と自問するようになっていました。
彼「結婚式はキャンセルだ」
そして、結婚式の目前――。
彼から届いたのは「来週の式は中止。やっぱり浮気女とは結婚できない」というメッセージでした。
彼のメッセージに手が震えました。今、何を言っているのか。すぐに否定しても、彼は「決定的な証拠がある」と主張したのです。
彼が言うには、私がプランナーさんとホテルに入った写真を手に入れた、と。もちろん身に覚えはありません。そもそも、その後の打ち合わせは、誤解を避けるために第三者がいる場所でおこなっていました。2人きりになる状況自体がまずないのです。
それでも彼は聞く耳を持たず、さらに「俺はA子と結婚する」と言い出しました。
ここでようやく、点と点がつながりました。彼とA子が組んで、私を悪者にして婚約を解消しようとしている。そう考えると、すべてが腑に落ちました。
私は怒りで頭が熱くなりましたが、同時に冷静になれました。感情で反論しても、相手はそれを利用するだけ。私は「そんな写真、本当にあるの?」とだけ返し冷静に対応することにしました。
悪事がバレた2人は…
私は業務外のことで申し訳ないと思いながらも、式場のプランナーさんに事情を相談。打ち合わせの履歴や連絡のやりとりを整理してもらい、私自身も当日の行動が分かる記録を見返して、時系列でまとめました。少なくとも「ホテルに入った」などという話は成り立たない状態にできたのです。
その上で私は彼に、「結婚式をキャンセルするなら、キャンセル料はあなたが全額払って。返事がないなら、弁護士に相談する」と連絡。
すると彼は気まずそうにわが家に来ました。顔色は悪く、電話口であれほど強気だった雰囲気はありませんでした。こちらが準備していた資料を見せながら確認していくと、彼の言い分はところどころ曖昧になり、辻褄が合わなくなっていきました。
そして、例の「証拠写真」についても言葉を濁すようになりました。追及を続けると、彼は視線をそらし……A子の名前を出して、「証拠があると言えば(私が入籍を)諦めると思った」と言ったのです。
このとき、結局浮気の証拠写真などはなく、彼とA子の作った嘘だったことがわかりました。
最終的に、私たちは婚約を解消。2人が望んでいた「婚約解消」ですが、彼らに都合のいいように終わらせるつもりはありませんでした。もちろん、式のキャンセル料は彼に払ってもらうことにし、2人の悪事を会社の「噂をすぐに周囲に広めてしまう」と有名な同僚に話しました。驚くほどに会社中に2人がやったことが広まり、今は社内でもとても居づらそうにしています。
ある意味、入籍前に踏みとどまれたのは、不幸中の幸いだったのかもしれません。今はそう思って気持ちを切り替えています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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