食中毒のリスク大!おにぎりのNG行動3選

食中毒というと梅雨や夏のイメージがありますが、菌が活発になるのは約20℃から。いまのうちからしっかり対策をしておきましょう。
NG①素手で握る

おにぎりの食中毒対策でいちばん大切なのが、手を清潔にしてから「ラップで握る」こと。
「ちゃんと石けんで手を洗っているから大丈夫」と思っていても、私たちの手には目に見えない菌が潜んでいることもあります。
25℃で保存したおにぎりの菌の数を比べた実験では、ハッキリとした差が出ています。
【石けんで手洗い+素手で握る】
- 直後→100個
- 5時間後→2,400個
- 10時間後→1.6万個
【石けんで手洗い+ラップで握る】
- 直後→0個
- 5時間後→0個
- 10時間後→0個
ラップを使うかどうかで、菌の数が「ゼロか1.6万個か」という驚きの結果に……。菌をつけないためにも、おにぎりは必ずラップを使って握りましょう。
NG②傷みやすい具材を使う

おにぎりの具材選びにも注意が必要。水分が多い食材や生ものは使わないようにしましょう。
- 炊き込みご飯:にんじんやきのこなどの具材から水分が出るため、白米より傷みやすい
- ツナマヨ:水分と油分が多く、菌が繁殖しやすいため要注意
- 生の明太子・たらこ:生ものはNG。必ず中心まで火を通すこと
もし混ぜご飯にしたいなら「梅混ぜご飯」がおすすめです。梅干しには菌の増殖を抑える効果があるので、混ぜ込むことで食中毒のリスクを下げられますよ。
NG③アツアツのままラップで包む

先ほど「おにぎりを作るときはラップを使いましょう」と紹介しましたが、実は落とし穴もあります。
炊きたてのご飯を包むと、閉じ込められた湯気が水滴になってラップがビチャビチャに。その水分によって菌が増殖してしまう場合があるんです。
ご飯はしっかり冷ましてから包んでくださいね。
菌を増やさない!おすすめのおにぎりの作り方

ほんのひと手間加えるだけで、食中毒のリスクは下げられます。ここからは、安全でおいしいおにぎりの作り方をご紹介します。
①握る前に粗熱をとる

ラップの上にご飯を広げ、1分ほど置きます。冷やしすぎるとご飯がかたくなるので、湯気が少し落ち着くくらいが目安です。
②ラップでふんわり握る

直接手で触れないよう、ラップ越しに形を整えます。
③蒸気を逃がす

一度ラップを開いて、中の蒸気を完全に逃がしましょう。
ご飯がしっかり冷めたら、隙間ができないようにぴっちり包みます。このとき、ラップに水滴がついていたら新しいものに変えてくださいね。
「おかずカップ」を使うとより安心!

お弁当の詰め方を工夫するだけでも菌の増殖を抑えられます。
ポイントは、おかずから出る水分を広げないこと。汁気がおにぎりやほかのおかずにつかないように、1つずつカップに分けましょう。
また、おかずカップの底に削り節やすりごま、乾燥わかめなどを入れると、余分な水分をキャッチしてくれますよ。
いますぐできる食中毒対策
食中毒対策と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ラップを活用したり傷みやすい具材を避けたり、ちょっと工夫するだけでOKです。
正しい作り方をマスターして、これからの行楽シーズンを楽しみましょう!