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義母「長男孫が優先よw」娘の運動会をドタキャン⇒10人分のお弁当は廃棄寸前!?まさかの救世主は…

私は34歳の兼業主婦。夫と7歳の娘・A美と3人で暮らしています。夫は3歳年上の兄・B男さんと一緒に、義父の会社で働いています。「家を継ぐのは長男」という考えが強い義母は、昔から義兄一家を露骨にひいきしていました。義兄の長男・C也くんの誕生日には高価なゲーム機やブランドのスニーカーを買い与える一方、A美には「女の子なんだから、これで十分よ」と文房具やハンカチだけで済ませることも少なくありませんでした。唯一、義父だけはA美をかわいがってくれていたのですが……。

娘の初めての運動会!

小学校に入って初めての運動会を前に、A美は「ダンス、一番前で踊るんだよ!リレーも頑張るから、ちゃんと見つけてね!」と、毎日のように話していました。

 

ある日、A美は色鉛筆で一生懸命に手紙を書き、「おじいちゃんとおばあちゃんに渡して!」とうれしそうに見せてくれました。

 

『うんどうかい みにきてね』

 

週末、義実家を訪ねた際、その手紙を義母へ渡すと、「はいはい、あとでお義父さんにも見せておくわね」と軽く受け取られました。

 

運動会が近づき、私は義母へ電話をかけました。
「よかったら、お弁当を作っていきますが……」と話すと、義母は当然のように、「B男たち一家も来るし、10人分くらいお願いできる?」と言ったのです。

 

私は思わず「10人分ですか!?」と聞き返してしまいました。けれど義母は、「A美の初めての運動会なんだから、にぎやかなほうがいいでしょ」と上機嫌。驚きつつも、「A美の運動会をそんなに楽しみにしてくれているんだ!」とうれしくなり、当日は朝早くから大量のお弁当作りに励みました。

 

当日、まさかのドタキャン!

そして迎えた運動会当日。大きな重箱を抱えて会場へ向かう途中、義母から電話がかかってきました。

 

「あ、ごめんねぇ。今日はそっち行けなくなったわ」。突然のことに、私は言葉を失いました。「えっ……?みなさん来ないんですか?」と聞くと、義母は悪びれもなく、「だって、C也がサッカーの練習試合があるっていうから。応援してあげないとかわいそうでしょ?」と言ったのです。

 

「A美の初めての運動会より、年に何度もある練習試合を優先するんだ……」と思いましたが、言い返すことはできませんでした。電話を切ったあと、ぼう然としている私を見て、A美が「どうしたの?」と聞いてきました。

 

事情を説明すると、A美は大量のお弁当を見ながら、「ママ、朝早く起きて頑張ったのにね……」と小さく言ったのです。自分が寂しいはずなのに、私を気づかうA美に胸がいっぱいになりました。

 

するとA美は急に顔を上げ、「まかせてママ!」と言って、夫のスマホを持って走っていったのです。

 

義父が知った“真実”

その後、運動会がスタート。最初は義母のドタキャンのことが頭から離れませんでしたが、「今日はA美の大事な日だから」と気持ちを切り替えることにしました。
ダンスでは一生懸命に手を伸ばし、リレーでは転びそうになりながらも最後まで走り切るA美。私は夢中で拍手を送り、夫と一緒に何度も「頑張れ!」と声をかけました。

 

そして、お昼休憩が始まるころ。遠くから「A美ちゃーん!」という声が聞こえてきました。振り返ると、そこには義父の姿が。しかも義父だけではなく、町内会の仲間たちまで一緒だったのです。

 

突然のことに驚く私たちへ、義父は申し訳なさそうに「さっきA美から電話をもらって。今日が運動会だって知らなかったんだ」と言いました。どうやら、A美が一生懸命書いた手紙を、義母は義父へ渡していなかったようです。

 

すると町内会の人たちが、大きな重箱を見て声を上げました。

 

「うわぁ、すごい!」
「これ全部作ったの?」
「本当に食べていいの!?」

 

みんな次々にお弁当を囲み、「唐揚げおいしい!」「卵焼き最高だなぁ」と笑顔で食べてくれました。義父も、「○○さん(私)、朝から頑張ったんだね」とやさしく声をかけてくれたのです。

 

叱られた義母は…

午後の競技でも、A美は最後まで全力で頑張りました。義父や町内会の人たちから「頑張ったなぁ!」「かっこよかったぞ!」とたくさん褒められ、A美は本当にうれしそうに笑っていました。
帰宅後もA美は、「今日、すっごく楽しかった!」と何度も話していて、朝のモヤモヤした気持ちは、いつの間にか薄れていったのです。

 

その後、義父は義母をかなり厳しく叱ったそうです。さらに、運動会へ来てくれた町内会の人たちを中心に、「孫の運動会をドタキャンした」という話は近所でもあっという間に広まり、義母は周囲から白い目で見られるようになったのだとか。

 

それからしばらくして、義父が「この前のお礼をしたい」と、私たち家族を食事へ連れて行ってくれました。その席で、義母は少し気まずそうにしながら、「この前は悪かったわね」と頭を下げてきたのです。

 

もちろん、これですべてが解決したわけではありません。それでも、あの日以来、義母は以前ほど露骨にA美を後回しにすることはなくなりました。

 

今回の出来事を通して、私は「本当に大切に思ってくれる人は、ちゃんと行動で示してくれる」のだと実感しました。そして、自分より私のことを気づかってくれたA美のやさしさを、これからも大切にしていきたいと思っています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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