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ベビーモニターで妻を監視する夫「なんでいないんだ!?」画面から消えた妻……震える夫の悲惨な末路

初めての育児は想像を絶する過酷さでした。生まれたばかりのわが子は夜泣きが激しく、私は一晩中抱っこをし続ける日々……。

実家の両親は仕事の都合で海外に暮らしており、近くに頼れる身内はいません。産後のボロボロの身体のまま、孤独と疲労の中で必死に子どもと向き合っていました。

せめて夫が少しでも寄り添ってくれれば救われたのですが、現実は甘くありませんでした。夫は協力するどころか、夜泣きで眠れないことに激しい不満を募らせていたのです。

「お前のせいで寝不足なんだよ。母親のくせに、子どもを泣き止ませる簡単な仕事もできないわけ?」


夫は朝一番から、私を責め立てました。私が精一杯やっていると伝えても、夫の言葉はエスカレートするばかりです。

 

育児だけでなく家事の手順についても細かく難癖をつけられ、廊下の隅の埃を見つけては「本当に使えないな。お前と結婚したのは間違いだった」と冷たく言い放ちました。

 

そして、私を見下すように「お前のたるんだ根性を叩き直してやる。今日からしばらく外出禁止な。俺が納得するまで、家事と育児を完璧にこなせるようになれ」と言い渡したのです。

夫の支配

最初は、私が至らないから夫を怒らせてしまうのだと思っていました。それに、出産したばかりの私と生まれたばかりのわが子……この家から追い出されたらと思うと、怖かったのです。

 

怯える私に対し、夫の支配は少しずつ、確実にエスカレートしていきました。家事や育児に求められる“完璧”のレベルが次第に高くなり、赤ちゃんの見守りカメラは、子どもではなく私を見張る用になっていったのです。

 

夫は仕事中も私を見張っているようで、少しでも昼寝をしたり、玄関先でご近所さんと話していたりすると、すぐに激しい叱責が飛んできました。そんな生活が3カ月続き、私は心身ともに限界を迎えていたのです。

 

救世主の登場

そんなある日、義母から電話がかかってきました。赤ちゃんや私を気遣っての連絡です。

 

遠方に住む義母には、これまで夫の「イクメンぶり」を繕って伝えていましたが、あまりの疲弊から、私はつい「怒られてばかりで……。でも私がいい嫁じゃないから……」と本音を漏らしてしまいました。

 

不審に思った義母に問い詰められ、私は泣きながら、3カ月間夫に見張られて過ごした生活を打ち明けたのです。

 

義母は黙って話を聞いてくれ、「今からそっちに行くわ。待っていなさい」と言って電話を切りました。

 

義実家からわが家まで車で5時間ほどかかります。それでも、今から駆けつけてくれるという義母に、心底ほっとしたことを覚えています。

 

夫の束縛から逃れた結果

到着した義母は、疲弊した私を見るなり一刻を争う事態だと判断し、すぐに私を家から連れ出してくれました。

 

その少しあと、私の姿がカメラに映っていないことに気付いた夫から、「家事を放置してどこへ行った!」と怒りの連絡が……。スマホを手にし怯える私に気付いた義母は、私からスマホを受け取り、夫に返信してくれました。

 

夫は「勝手に人の嫁を連れ出すな」と逆上しましたが、義母は一歩も引きません。

 

「この子は夜泣きと家事で寝ていない上に、食事もろくに食べられていなかったのよ! こんな束縛……人権侵害じゃないの?」と、涙ながらに夫の非道を激しく叱責してくれました。

愛情の裏返し

義母の力を借り、ホテルに避難して1週間後、私は弁護士の力を借りて、夫に離婚を告げました。夫は電話口で「今謝るなら許してやる」と傲慢な態度を崩しませんでしたが、私の決意も揺るぎません。


「あなたと離婚します。もう二度と家には戻りません」と強く言いました。

 

夫は「一人で生きていけると思うな」と脅したものの、その後は急に「愛の裏返しだった」と言い訳を始めましたが、そんな言い分を受け入れることはできません。これからは子どもを守るために強くなると誓ったのです。

 

その後の話

その後、手続きを経て正式に離婚が成立しました。夫は慰謝料や今後の養育費の支払いを命じられ、最後は茫然自失の様子だったと聞いています。助けてくれた義母は実家の両親に何度も頭を下げてくれましたが、私を救い出してくれたことに感謝しかありません。

 

現在、私は心の平穏と安全を守るため、両親の暮らす海外へ移住し、子どもと穏やかな日々を送っています。あの閉ざされた空間に比べれば、新しい環境での苦労など、少しも苦になりません。

 

◇ ◇ ◇

 

産後の身体は想像以上のダメージを受けており、家事や育児が完璧にできなくて当たり前。ましてや初めての育児は、毎日が手探りで戸惑うことばかりで当然です。「私がダメだから」と自分を責める必要なんて、これっぽっちもありません。

 

新しい命を育み、日々の生活を回していくことは、どちらか一方が背負うものではなく、本来は夫婦で力を合わせて取り組むものです。思い通りにいかない大変な時期だからこそ、相手を責めるのではなく、互いの不完全さを補い合いながら「一緒に頑張ろうね」と手を取り合える——そんなパートナーシップを築いていけたらいいですね。

 

また、一方的な外出禁止命令や暴言など、DVかも? と思ったときには、迷わず専門家に相談してください。

 

※DV相談ナビ
全国共通の電話番号(#8008)に電話をすると、お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります。
#8008(はれれば)※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。

 

 

【取材時期:2026年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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