まさかそれ飲むの!?ドライブ中の彼に思わず背筋が凍りついたワケ

体験者:Bさん(29歳)
彼との夏旅行2日目。朝からじりじりと日差しが強く、彼が運転する車で「今日も暑くなりそうだね〜」と言いながら出発しました。
信号待ちで車が止まったとき、運転席の彼が「あ〜喉渇いた!」とドリンクホルダーにあったペットボトルの麦茶をごくごく。「生き返る〜!」と美味しそうに飲む姿を見て、私はハッと息を呑みました。
私「……ねえ、その麦茶ってさっきコンビニで買ったやつ?」
彼「ん?違うよ、昨日買ったやつ。まだ残ってたからさ!」
爽やかに笑う彼を見て、私の背中にツーッと冷たい汗が流れます。それ、昨日彼が直に口をつけて飲んで、一晩中ぬるい車内に放置されていた飲み残しじゃん……!
本人は「お茶だし、大丈夫でしょ」と全く気にしていない様子。でも、夏場の放置されたお茶って、目に見えない菌がものすごく繁殖していそうでゾッとします。
「それ、本当にそのまま飲んで大丈夫なの……?」
水分補給のつもりが、まさかの体調不良に繋がらないかヒヤヒヤが止まりません。ペットボトルの飲みかけの麦茶は、実際のところ、どうなのでしょうか?
結論:放置した「飲みかけの麦茶」は絶対にNG!
ドライブ中についやってしまいがちな行動ですが、実はそこには大きな落とし穴が……!
管理栄養士でライターの安達春香さんに、飲みかけの麦茶に潜む意外な危険性について解説していただきました。
たった1日で75倍!?飲みかけの麦茶に気をつけて

飲みかけのペットボトル飲料には、実は危険がいっぱい。
ペットボトルのオレンジジュースと緑茶、麦茶を、ひと口飲んでから30℃で24時間放置したところ、麦茶の菌の数は「75倍」になったという恐ろしい実験結果もあります。
ちなみに、緑茶は59倍、オレンジジュースは34倍でした。
なんとなく、甘いオレンジジュースの方が危険そうなイメージがありますよね。しかし、オレンジに含まれる酸には抗菌作用があるため、菌が増えにくいんです。
一方麦茶は、菌のエサとなる”炭水化物”の量がお茶の中でもトップクラス!菌は時間と共にどんどん増えていくので、口をつけたものは5〜6時間以内に飲むのが理想です。
また、できるだけ冷蔵庫で保存し、持ち歩く際は保冷ホルダーに入れて温度が上がらないように注意しましょう。
食中毒を防ぐポイント

さらに、家で作る麦茶も要注意。食中毒を防ぐためのポイントをいくつかご紹介します。まずは麦茶を入れる容器について。
プラスチック製の保存容器はキズがつきやすく、小さな溝に汚れが残ってしまいがちです。そのため、麦茶を入れる前にしっかり洗い、熱湯やアルコールで消毒しましょう。
特にフタの凸凹やパッキンは汚れが溜まりやすいので、定期的にキッチン用漂白剤で除菌するのもおすすめ。
新しい容器を買い直す場合は、洗いやすいものや、キズがつきにくいガラス製のものを選ぶのも良いでしょう。
また、手にもたくさんの菌がついているので、麦茶を作る前には手洗いを忘れずに。
飲んだ後はテーブルの上に出しっぱなしにせず、すぐに冷蔵庫に入れましょう。
飲みかけの麦茶の取り扱いには気をつけて!
麦茶は夏に欠かせない定番の飲み物ですが、一度口をつけて放置したお茶は、思わぬ食中毒の原因になります。
Bさんによると、彼氏さんは今回は幸い体調を崩すことはなかったようですが、「飲んでも何ともなかった」は、たまたま運が良かっただけかもしれません。
口をつけたものはなるべく早く飲み切ることを意識して、暑い夏を安全に美味しく乗り切りましょう。
※一部AI画像を使用しております。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。