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「一生ないのでは」1度の行為で妊娠し結婚した妻が抱く寝室が別々の夫婦関係に潜む不安

夫婦の数だけ、愛の形があります。夫婦生活のレスも、当事者にとっては切実な悩みであることもあれば、納得の上での選択であることも。レス生活について三者三様の体験談を紹介します。

 

1度だけの行為がもたらした予想外の結果

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彼とは付き合う前に初めて体を重ね、そのタイミングで妊娠がわかったことをきっかけにスピード婚をしました。妊娠8カ月のころから同居を始めましたが、新婚生活といってもつわりや体調のことを気づかってなのか、妊娠中は一度も求められることがなく、出産後も慌ただしい日々に追われ、キスすらしないまま過ごしています。

 

実際に行為をしたのは、あの1度きり。私のほうも、どう切り出していいのかわからず、そのままになってしまいました。

 

そもそも彼とは寝る時間帯が合わず、新婚初夜から別々の部屋で寝ていたのですが、それが今の距離感の原因になっているように思います。早いうちにどうにかしないと、このまま一生ないまま終わってしまうのでは……という不安もよぎりました。

 

振り返ると、かわいく甘えてみたり、仕事や育児で忙しくても女性らしくいられる時間をもう少し作れたらよかったのかもしれない、と思うのです。

 

◇◇◇◇◇

 

ただ、たった1度の行為をきっかけに生まれた新しい命があって、今は家族としての新しい生活を大切に感じています。最初が肝心だった、と少し後悔しつつも、こうして家族として過ごす日々を重ねる中で、自分自身の気持ちにも余裕ができてきました。いつかまた素直に心を通わせられるよう、今はこの体験を自分の中でじっくりと受け止めているところです。

 

著者:花野リカ/30代女性・会社員

 

産後に性欲が激減

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産前は、私も夫も比較的性欲が強いほうで、妊活も含めて前向きに行為に取り組み、楽しんでいました。

 

ところが、第1子の出産をきっかけに、私の性欲がほとんどなくなってしまいました。それでも第2子を希望していたため、不妊治療と並行して行為にも取り組もうとしたのですが、うまくいきませんでした。

 

行為の前段階で体がついていかず、潤滑ゼリーを使っても痛みがあり、お酒の力を借りたりして雰囲気作りも試みましたが、どれもうまくいきませんでした。さらに夫も、私が痛がる様子に戸惑ったり、出産で変化した私の体に違和感を覚えたりしたようでした。そのうち、夫側にも影響が出てきてしまい、次第に行為そのものが成立しなくなっていったのです。

 

結局、第2子は人工授精で授かることができましたが、「産後のレス」という言葉を耳にするたび、まさか自分たちがその当事者になるとは思ってもいませんでした。驚きや戸惑い、そしてどこか悲しいような気持ちも抱えながら、夫婦としてどう向き合っていくべきか悩む日々が続いています。

 

育児の忙しさもあり、夫婦関係がギクシャクしてしまうこともありますが、友人夫婦や会社の先輩などに話を聞いてもらうことで、少しずつ前向きになっているところです。

 

◇◇◇◇◇

 

すぐにすべてが解決するわけではありませんが、家族としてよりよい関係を築いていけるよう、今も努力を続けています。

 

著者:中木はなこ/30代女性・会社員

 

 

70歳夫と56歳妻のレス歴18年

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私たち夫婦は、私56歳、夫70歳で、結婚して25年になります。子どもはいません。私が38歳のときに子宮筋腫が見つかり、それを機に健康上の課題が次々と現れ、夫婦生活から遠ざかっていきました。さらに46歳で子宮摘出手術を受け、その後、更年期障害や糖尿病も加わり、夫婦生活が再開することはありませんでした。

 

夫の実家の田舎に移り住んでからは、子どもがいなかったこともあってか周囲の人々の好奇心に戸惑うこともありました。心療内科を受診した際、夫婦生活についてのあれこれ質問をされて、傷ついたこともあります。でも、そういった経験を通じて、私たちの関係の強さを再確認できたのかもしれません。

 

夫婦生活がないことに寂しさを感じることもありますが、それ以上に、若いころに十分楽しんだという充実感があります。そして、今の精神的なつながりもいいものだと思っています。

 

将来は別居を考えていますが、それは決して愛情が薄れたからではありません。むしろ、お互いの個性を尊重し合いながら、新しい形の関係を模索したいという思いからです。定期的に連絡を取り合い、互いの生活を気づかい合う。そんな関係を築いていきたいと考えています。

 

若いころの夫婦生活の快楽を懐かしく思うこともあります。あの心地良さは女性にとって特別なものだったと感じます。でも、人生にはそれぞれの季節があり、今は違った形の幸せを見つける時期なのだと思っています。

 

◇◇◇◇◇

 

子どものいない夫婦に向けられる視線を感じることもありますが、それぞれの夫婦に、それぞれの物語があるのだと思います。私たちは、性的な親密さだけでなく、心のつながりを大切にしながら、この先も歩んでいきたいと思っています。人生の新しい章を、互いを思いやりながら、前向きに歩んでいけることに感謝しています。

 

著者:青井真琴/50代女性・主婦

 

まとめ

夫婦の性事情は当事者ですら言葉にするのが難しいデリケートな問題です。どちらかが我慢をすれば解決する、という単純なものでもありません。精神的な絆を大切にするのはもちろんですが、一方で自分はどうありたいのか、本音がわからなくなっていることもあります。

 

もしひとりで抱えるのがつらいときは、専門の窓口や医療機関など第三者に相談をしながら、自分の心を見つめ直す時間を持ってみるのも一つの方法かもしれません。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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