娘の誕生日に女友だちを優先した夫「家に住まわせる」と言いだし……家族を裏切った夫の末路

私は35歳の兼業主婦です。夫と娘の3人で、私の祖父母から受け継いだ一戸建てをリフォームして暮らしていました。もともと私の持ち家だったこともあり、住宅ローンの負担もなく、穏やかで幸せな毎日を送っていたはずでした。そう、夫の幼なじみが現れるまでは……。
夫には、子どものころから実家の隣に住んでいたという、仲のいい幼なじみの女性がいました。夫は彼女のことを「妹のような存在」と言ってかわいがっており、彼女が結婚してからも頻繁に連絡を取り合っていたようです。
幼なじみの離婚を喜ぶ夫への違和感
ある日、リビングでスマホを見ていた夫が突然ガバッと起き上がり、「あいつ、離婚したって! 俺、ちょっと電話してくる!」と、妙にうれしそうに自分の部屋へ駆け込んでいきました。友人の不幸を喜ぶような態度に、私は強い違和感を覚えました。
1時間ほどしてリビングに戻ってきた夫に、私はあえて直球で尋ねました。
「ねえ、もしかしてその人のこと、好きなの?」
夫は「まさか! 俺にとってあいつは本当の妹みたいなもんなんだから」と笑って否定しましたが、その目は笑っていなかったように思います。
それから数日後の平日、夜遅い時間にもかかわらず、突然その女性がわが家を訪ねてきたのです。
「やっほー! お兄ちゃんの家、見たかったから来ちゃった! さすがエリートサラリーマン、立派なお家ねぇ」
彼女は私のことなどお構いなしに、勝手に各部屋を見て回り、夫もそれを咎めるどころかうれしそうに案内していました。彼女は一通り家を物色すると、「引っ越しの片付けがあるから」と嵐のように去っていきました。
それ以来、夫は「仕事の付き合い」と言って帰りが遅くなり、休日も外出が増え、娘との約束すらドタキャンするようになっていったのです。
娘の誕生日に起きた決定的な裏切り
決定的な出来事は、娘の誕生日に起きました。私は朝から準備をして、娘の好きなご馳走を食卓に並べていました。「パパまだかな」と待ちわびる娘。ようやく夫が帰宅し、パーティーを始めようとしたそのとき、夫のスマホが鳴りました。
電話に出た夫の顔色が変わり、通話を終えると信じられないことを口にしました。
「あいつ、出戻った実家を追い出されたらしい! 親とも大喧嘩して、もう行き場がないって泣いてて……俺、行かなきゃ!」
「ちょっと待ってよ! 今日は娘の誕生日だよ!?」
私の制止を振り切り、夫は娘の悲しそうな顔を見てもなお、家を飛び出していきました。なんの迷いもなく、娘より幼なじみの女性を優先した夫。私はもう、夫を許さないと心に決めました。
しかし、これから始まるのは大人の修羅場です。娘に父親の醜態を見せるわけにはいきません。私はすぐに近所に住む私の実家の両親に連絡し、事情を話して娘を迎えに来てもらいました。
「今日はじいじとばあばのお家で、お誕生日会の続きをしようね。あとでママも行くからね!」
そう言って娘を送り出した後、私は一人、静まり返ったリビングで夫を迎え撃つ準備を整えました。
真実を告げると、予想外の展開に
それから数時間後、夫はなんとその女性を連れて帰宅しました。そして信じがたいことに、「しばらくこの家に住まわせることにした」と宣言したのです。
私が「無理に決まっているでしょう。すぐに出て行って」と告げると、彼女はふてぶてしい態度で言い放ちました。
「はあ? この家はお兄ちゃんのものでしょ? 養ってもらってるだけの奥さんが出て行けばいいじゃない」
その言葉を聞いた瞬間、夫はわかりやすくギクリと肩を震わせ、顔面蒼白になってうつむきました。自分のついた嘘が今まさにバレようとしているのを悟り、生きた心地がしなかったのでしょう。そんな夫の様子を横目に見ながら、私は深いため息をつき、冷静に事実を突きつけました。
「大きな勘違いをしているようだけど、この家は独身時代に私が祖父母から相続した、私の名義の家よ。それに、夫の年収じゃこの家どころか、今の生活水準だって維持できないの。彼、あなたに嘘をついていたみたいね」
実は夫は、彼女にかっこいいところを見せたくて「自分は大企業勤めの高収入エリートサラリーマンで、この家も自分が建てた」と虚勢を張っていたようなのです。実際は私の収入が家計の大半を支えており、夫の勤め先は中小企業かつ、年収は平均を大きく下回っていました。
さらに私は、テーブルの上に興信所の名前が入った分厚い茶封筒を叩きつけました。
「妹みたいな存在なんてよく言えたね。最近の様子がおかしいから、プロに調査してもらった。動かぬ証拠が全部ここにあるの。離婚しましょう。二人とも、慰謝料はしっかり請求させてもらうから覚悟してね」
見捨てられた夫の末路
私の言葉を聞き、テーブルの上の生々しい写真を見たとたん、彼女の顔色が変わりました。
「は!? お金持ちなのは奥さんだったの? じゃあ、こんな男と一緒にいる意味ないじゃない! 騙されたのは私のほうなんだから、慰謝料なんて請求しないでよね!」
彼女は手のひらを返すように夫を罵倒し、逃げるように帰ろうとしました。
「待ってくれ! 見捨てないでくれよ!」
泣きつく夫を振り払う彼女。その光景はあまりにも滑稽でした。そのとき、インターホンが鳴り、義両親が到着しました。私は数日前に義両親にすべてを話し、夫が彼女を連れて帰宅したタイミングで義両親に連絡し「今からすべて決着をつけるから来てほしい」と頼んでいたのです。
息子の情けない姿を目の当たりした義両親は、私の話が真実だと察したようで、息子と幼なじみである彼女に対し激怒。その場で夫を叱り飛ばすと、そのまま首根っこをつかんで実家へと連れ帰ってくれました。
その後、私は弁護士を介して二人に慰謝料を請求。夫の幼なじみである彼女は「騙されていた」と主張しましたが、既婚者であることを知っていて関係を持った事実は消えません。二人とも、慰謝料の支払いのために苦しい生活を強いられていると聞きました。
離婚が成立した今、私は娘と二人、穏やかな毎日を過ごしています。「ママ、いつもありがとう!」笑顔でそう言ってくれる娘の成長を見守りながら、あのとき、自分と娘の尊厳を守るために決断して本当によかったと心から思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
家族をないがしろにし、幼なじみを優先した夫。自分の嘘が明らかになり、すべてを失う結果となりましたね。次にご紹介するのも、夫が離婚した幼なじみの女性を「家に住まわせたい」と言い出したお話です。
困っているからという理由だけで、家に住まわせてあげようとまで思うものなのでしょうか……? そんな非常識な提案を妻が拒否すると、夫は耳を疑う返答を!?
夫「離婚した幼馴染(女)をウチに住まわせる。嫌なら離婚な」強気な夫に“究極の切り札”を出した結果

夫の幼なじみだという女性・Aさんの存在を、夫から初めて聞いたのは、仕事のやり取りで気が張り詰めていた日のことでした。
納期トラブルで揺らぐ夫への信頼
私は会社員として働きながら、社内の案件でイラスト制作を外部に発注する担当もしています。最近、その一部をフリーランスの夫に依頼するようになっていました。上司も夫のイラストを気に入り、安心していたのですが……。
ところがある日、納期当日になって提出できないかもしれないと夫が口にしました。急な別案件が入ってスケジュールが崩れたのだと言います。ですが、こちらにはこちらの事情がある。私は思わず厳しい言い方になりました。
身内だからこそ、適当だと思われたら私の立場もなくなります。そう伝えると夫は反省し、翌日には必ず納品すると約束しました。
夫は「迷惑をかけてごめん」と頭を下げましたが、仕事の遅れだけではない、別の理由があるような気がして胸騒ぎがしました。
夫の幼なじみが離婚、その原因は!?
その日の夜、夕食を作りながら夫に聞いたのは、幼なじみであるAさんの離婚話でした。夫は相談に乗っていて、それが原因でスケジュールが詰まっていたのだと言います。
夫の話では、Aさんは結婚後に他県へ移り住み、専業主婦だったとのこと。離婚のきっかけは夫婦関係の悪化に加え、そこに“別の男性”の存在も絡んでいたそうです。しかも、その相手は既婚者だったらしく……。
私は言葉を選びながらも、正直な気持ちを伝えました。つらい状況で友人を頼りたくなる気持ちは理解できる。でも世間から見れば不倫は不倫。夫はそれでも「Aは悪い人じゃない」と肩を持ちます。
ここまではまだ「相談に乗る」話でした。私も、話を聞いてあげるだけでも救われることはあると思ったし、夫には仕事に集中するよう促して、その場は収めました。
幼なじみを家に?夫の提案を拒否すると
ある日、遅くに帰宅した夫が打ち明けたのは、Aさんが離婚届を提出した直後に家を追い出され、行き場を失っているという話でした。そして、ためらいもなくこう言ったのです。
「うちでしばらく面倒を見たい」
私の頭の中で警報が鳴りました。私はAさんとほとんど面識がありません。状況が泥沼なのも聞いている。それなのに、既婚の夫の家に転がり込む話が、なぜ当然のように進むのか。
私は「夫が個人の範囲で支援するのは構わない。でも家庭とは切り分けてほしい」と伝えました。すると夫は、私を「非情だ」と責め始めたのです。さらに、家事をAさんがやってくれれば自分はもっと仕事に打ち込める、共働きなんだから助かるだろう、とまで言い出しました。
私は繰り返し「同意できない」と伝えましたが、夫は聞く耳を持たず、最後には「受け入れないなら離婚も考える」と脅してきました。
「離婚も考える」夫の脅しに出した答えは
離婚という言葉が出た瞬間、私の中で何かが冷めました。夫は、話し合いの道具として使ってはいけない言葉を、簡単に口にしたのです。
そして私は淡々と言いました。
「じゃあ、うちの会社からあなたへの仕事も今後はないと思って。まず自分の心配したほうがいいよ」
夫は「横暴だ、脅しだ」と怒りました。でも事実、夫だから依頼していた面が大きい。信頼を削り、家庭を揺らし、さらに離婚で脅す相手に、同じように仕事をお願いする理由はありませんでした。
幼なじみを選んだ夫の末路
その後、夫は本当にAさんを家に連れてきました。私はすぐに「今週までに別の場所へ移ってほしい」と期限を切りました。けれど期限を過ぎても、Aさんは居座り、夫は「Aは今、ショックで動けない」とかばうばかり。
私は家に帰らなくなりました。荷物だけ取りに行き、新しい住まいの準備を進めました。夫は「離婚は本気じゃなかった」と泣きついてきましたが、もう遅い。脅しだったのなら、なおさら質が悪い。
それでも夫は最後まで「Aを見捨てられない」と言いました。私より優先する存在が家にいるのに、「帰ってきて」と言われても戻れるはずがありません。私は、夫に告げました。
「Aさんじゃない。一番許せないのは、あなた」
最終的に、私は夫と離婚しました。夫は最後まで泣いていましたが、Aさんが出ていかない状況ではどうにもできないと諦めたようです。
その後、夫は生活のために働き方を変え、なんとか家賃を払っていたと聞きました。しかし家で何もしないAさんと衝突し、険悪になったとも。結局、Aさんは新しい恋人を作って家を出ていったそうです。夫はようやく事態を理解し、弁護士経由で後悔の手紙が届きました。
けれど、私の感情はもう動きませんでした。離婚後、私は仕事に打ち込みながらひとり暮らしを満喫しています。結婚していたころより、暮らしが不思議なくらいラクになりました。きっかけはAさんだったかもしれないけれど、遅かれ早かれこうなっていたのだと思います。私はこれからも仕事を頑張りつつ、自分なりの幸せを見つけていくつもりです。
◇ ◇ ◇
困っている人を支えたいという気持ちは尊いものですが、家族の同意や境界線を無視してしまうと、守るべき関係まで壊してしまうことも。誰かを支える前に、まずは一番近くにいる相手への誠実さを忘れないようにしたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています
困っている人を助けたいという気持ち自体は、決して悪いものではありません。むしろ、すばらしいことです。しかし、配偶者の同意を得ずに異性を家に住まわせようとしたり、家族よりもほかを優先したりするのは、信頼関係を大きく損なう行為です。どんなに親しい相手であっても、結婚後は夫婦や家族として守るべき境界線がありますよね。もしパートナーの言動に違和感を覚えるようなことがあれば、相手のペースに流されず、嫌なことは嫌だときちんと伝え、必要であれば「離れる」という選択もできるような強さを持っていたいですね。