私が妊娠しないことにしびれを切らした義母は、私の体に何か問題があるのではないかと疑いだす始末……。
あまりに失礼なので、もう二度と私たちの家には来ないでほしいと言うと、義母は「息子から離れろ! あんたなんか嫁じゃない」と迫ってきました。姑である自分の言葉は絶対だと言って、譲りません。
それから1年近く、私は義母からの連絡をスルーし、会わないようにしていました。節目節目の連絡なども、すべて夫に任せることにしたのです。
義母に突きつけた衝撃の事実
ある日、報告したいことがあり、久しぶりに連絡をしました。
すると義母は、「今さら連絡してこないで」「あんたみたいな嫁は要らない」と相変わらず……。
そのまま義母からのメッセージは止まらず、「今まで連絡してこなかったのだから、もう嫁として認めない。縁を切る」と言い出すほどに。
「それは残念! お伝えすることがあったのですが……」と私は返答しました。
じつは私たち夫婦は、義母に妊娠を隠していました。「孫は男の子でなくてはいけない」 と言うような人なので、私のストレスになるのではないかという夫の提案です。
大切な報告
しかしその日は、義母にきちんと出産の報告をするつもりでした。赤ちゃんが無事生まれ、生活も落ち着いたので、さすがに義母にも孫が生まれたことを伝えようと思ったのです。
「私、男の子を産んだんですよ! でももう私は嫁ではないので、お義母さんには関係のない話ですね」と私。
すると、それまでの高圧的な態度はどこへやら……。義母は「えっ、男の子……!? ちょっと待ちなさいよ! さっきのメッセージはただの冗談よ! あなたが全然連絡をくれないから、寂しくてつい意地悪を言っちゃっただけ」と、必死に取り繕い始めました。
いまさら謝られても…
義母は、これまでの私への言動を大したことではないと思っているようです。しかし、性生活やしつこい妊娠の催促など、夫婦のプライベートにまで首を突っ込むだけでなく、私のことはいらないとまで言ったのです。
結婚してからずっと、義母は私のストレスの原因でした。
それでも義母は、謝れば許されると思っている様子。私たち夫婦が義母からの連絡をブロックしていたら、家にまで訪ねてきたようです。しかし私たちはもう義母に内緒で引っ越しを済ませています。
ついに義母は夫の職場にまで電話をかけてきました。しかし、夫はあらかじめ事情を上司に話し、義母からの電話は取り次がないよう根回しをしていました。
これ以上迷惑をかけるわけにはいかず、私は仕方なく義母に連絡し、もう私たちのことは探さないでほしいと伝えることにしました。
待ってましたとばかりに私の電話に飛びついた義母は、孫を楽しみにしていたから、一度でもいい、会いたいと懇願してきました。しかし、私たちの気持ちに変わりはありません。
悪気はなかったという義母。その後…
義母はこれまで人の心に土足で踏み込み、好き放題してきました。悪気はなかったと言う義母ですが、悪気がなければ良いということにはなりません。
私は、毎回そのことで傷ついてきました。これ以上の付き合いは無理でしょう。
義母は、ちゃんと男の子を産んでくれたから、もう私が傷つくようなことはしないと言いますが「もし女の子だったら?」と思うと、受け入れられない言葉です。そんなデリカシーのかけらもない発言が、本当に無理なのです。
その後義母は、絶縁のショックで家に引きこもっているそう。すごく老け込んだと親戚から聞きましたが、私たち夫婦に後悔はありません。これからは笑いの絶えない、楽しい家庭を作ろうと思います!
◇ ◇ ◇
家族や親しい間柄であっても、踏み込んでいいことと悪いことの区別はつけるべきですよね。「悪気はなかった」といくら弁明しても、デリカシーのない言葉で傷つけられた側の痛みが消えるわけではありません。
距離が近い関係だからこそ、相手をひとりの人として尊重する思いやりが何より大切です。孤独な時間を迎えることになった義母には、これまでの自分の振る舞いを心の底から反省してほしいと願うばかりです。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。