赤ちゃんを抱っこで寝かしつけてベビーベッドや布団などに置くと途端に泣き出してしまう現象、いわゆる“背中スイッチ”に悩まれているというお話をよく聞きます。途中で諦めて抱っこし続けているママも多いと思いますが、それでは他のことができなくて、困ってしまいますよね。実は、この現象を克服できる方法があるのです。
背中スイッチを発動させない寝かせ方
1.抱っこで寝かしつけたら、ママと赤ちゃんの体がくっついている状態で、ベッド(クッション)にそーっと着地させます
2.赤ちゃんの様子を見ながら、腕をそーっと抜き、落ち着くまでそのままの体勢を保ちます
3.片方の手を赤ちゃんの胸に添え、体をゆっくりと離します
4.しばらく手は添えたままにして、落ち着いた(眠りが深い)ことを確認したらそっと手を離しましょう
スイッチは背中ではなく胸と足にあった!
赤ちゃんを寝床に下ろすと目を覚ましてしまう、この現象を“背中スイッチ”と言いますが、実は“スイッチ”は背中でなく、胸と足の付け根にあると言われています。だから、胸に最後まで触れているとママから急に離れた感覚がなく、安心して寝ていてくれるのです。
ベビーベッドや布団に寝かせるときのポイント
●一つひとつの動作に時間をかけましょう
●赤ちゃんが落ち着いて眠るまで、動かずに待ちます
●手のひらで胸を温めて、そーっと離すのがコツ
とにかく、ゆっくりじっくりおこないましょう。これが成功するようになれば、時間に余裕ができて、毎日のいろいろなことがかなりラクになるはず。ぜひお試しくださいね。