記事サムネイル画像

「次に生まれる子を義姉夫婦にあげて」何度言われても、「渡したくない」私が選んだ道は

義家族との関係において、相手に「悪気がない」ケースほど対応に苦慮してしまうものです。角を立てたくないという思いから、つい自分の気持ちを後回しにしてしまうこともあるでしょう。一筋縄ではいかない義家族の言い分や振る舞いに、どう折り合いをつけるとよいのか、3人の体験談を紹介します。

 

一人っ子を選ばざるを得なかった

義家族との困りごと イメージカット

 

「そんなことを言われても……」。結婚して間もないころ、夫からかけられた言葉が忘れられません。義姉夫婦のつらい過去を知っていたからこそ否定しきれず、でも受け入れることもできず、気持ちは揺れ続けました。自分が思い描いていた家族の形は、少しずつ違う方向へ進んでいきました。

 

結婚直後、夫から「赤ちゃんをたくさん産んで、姉夫婦に子どもを譲ってあげてほしい」と言われました。義姉夫婦は生後6カ月の赤ちゃんを突然亡くし、2人目の子もまれな難病を抱えていたと聞いていました。悲しみの深さはわかっていても、私には自分の子どもを渡す決心ができませんでした。

 

気持ちは理解していながらも、私は自分の子どもを渡す覚悟が持てず、28歳まで出産をためらいました。ようやく子どもを授かった後も、義父と義兄から「次に生まれる子どもを義姉夫婦に渡してほしい」と繰り返し言われ、2人目を考えるたびに心が重くなっていきました。

 

本当は子どもをもっと育てたかったのに、周りの強い期待と重圧に押され、2人目を諦めました。望んでいた未来とは違う結果に、時々寂しさを感じます。

 

◇◇◇◇◇

 

この経験を通じて、家族の悲しみに寄り添うことと、自分の望む未来を諦めることの狭間で深く葛藤しました。今振り返ると、自分の本当の気持ちを後回しにしていたのだと気付きます。複雑な事情があったとはいえ、結果として2人目を諦めた寂しさは残りますが、その分、そばにいるわが子との時間をかけがえのないものとして、より一層大切にしていきたいという強い思いにつながりました。

 

著者:竹下あど/50代女性・パート

イラスト:アゲちゃん

 

手土産を渡すも完全無視の義母

義家族との困りごと イメージカット

 

義母と義姉の感覚が、自分とはあまりに違いすぎて驚くことの連続です。あるとき、理解できないトラブルの積み重ねで、心が疲れてしまいました。

 

いつも義母に手土産を渡しても、お礼の言葉をいただくことはありません。私の母が選んでくれた品だと伝えて手土産を渡した際も、私に対しても母に対しても何も言わず。「ありがとう」のひと言すらないまま受け取られます

 

義姉からは、毎シーズンの終わりごろにジャストサイズの子ども服が「お下がり」として届きます。そのため、そのシーズンには着ることができず、次に着る機会の翌年にはサイズアウトしてしまうのが常です。例年はサイズだけは合うのですが、2025年の秋に関しては、すっかりサイズの合わなくなった夏服を1枚だけ渡してきました。思わず「これはどういう感覚なんだろう」と考えてしまいました。

 

◇◇◇◇◇

 

トラブル単体で見ればささいなことかもしれませんが、積み重なると「理解してもらえない」という徒労感が大きなストレスになると学びました。

 

相手の価値観を変えることは難しいため、今後は「反応を期待しない」「合わないものは処分する」と自分の中でルールを決め、心を守るための適度な距離感を保っていこうと思います。

 

著者:大林光/30代女性・会社員

イラスト:きりぷち

 

 

世間話のはずが中古車購入の流れに

義家族との困りごと イメージカット

 

義実家に帰省して、近況を話しながら過ごしていたときのことです。ふとした会話の中で、義両親から「そろそろファミリーカーにしたほうがいいんじゃない?」と言われました。

 

特に買い替える予定もなかった私は笑って聞き流そうとしたのですが、義両親の中ではすでに話が前向きに進んでいるようで、気付けばその場の空気が買い替える方向に傾いていくのを感じました。

 

「ちょっと見に行くだけだから」と言われ、義両親に連れられて中古車販売店に行くことに。買う予定もなかったのに、店員さんを交えて話が進み始め、どう断ればいいのかわからなくなりました。義両親の期待を感じつつも、心の中では焦りが募っていったことを覚えています。

 

その流れの中で、家計や貯金のことまで尋ねられる場面もありました。心配してくれているのはわかりますが、あまりにも踏み込まれると、どこか自分たちの生活を見透かされているような気持ちになりました。ただ、言葉を選びながらやり過ごすしかなく、息苦しい時間でした。

 

◇◇◇◇◇

 

義両親の言葉や行動に悪気はなかったのだと思います。それでも、思いやりが強すぎると、受け取る側には重く感じることもあるのだと気付きました。お互いの気持ちを無理なく尊重できる関係でいられるように、距離の取り方を考えたいと思いました。

 

著者:杉谷サツキ/20代女性・会社員

イラスト:はせがわじゅん

 

まとめ

義家族からの要望や提案に対して「ノー」を伝えるのは勇気がいるものです。ただ「私は○○だと思うから、○○はできません」と伝えるのは、相手を否定することではなくあくまで意思表示です。直接言いにくいときは夫や第三者に橋渡しを頼んだり、スマホのメッセージから伝えたりしてもいいかもしれません。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

暮らしの新着記事

PICKUP