義実家に手土産と手紙を渡していた
夫が義実家へ帰る際には、いつも料理じょうずな義母が腕によりをかけた晩御飯を作ってくださいます。そのお礼と、私が一緒にごあいさつできない非礼をわびる意味もこめて、毎回気をつかわない程度の手土産を夫に持たせていました。
また、物だけ持たせるのも気が引けるため、必ず毎回ちょっとした近況報告を兼ねた手紙を添えていました。
義実家から返事がない!?
しかし、夫はきちんと渡してくれているようなのですが、これまで手土産に対してのお返事をいただくことがありませんでした。もちろん、義実家に晩御飯などをお世話になっているのですから見返りの品が欲しいとは一切思っておりません。
それでも、持たせたものがお口に合わなかったのではないかとか、実際に会ったときには明るく和やかに接してくださる義両親に嫌われているのではないかなど、悪い想像ばかりが頭の中で膨らんでいました。正直、不安な気持ちでいっぱいでした。
夫に聞いてみると…
そんな中、ふたたび同じようなことがありました。不安でたまらなかった私はついに、夫に思い切って「お父さまとお母さまは、喜んでいらっしゃった?」と聞いてみました。すると夫は「とても喜んでいたし、その場で食べていた」「手紙についても”あの子は手紙を書くのが好きなのね”と笑顔で読んでいた」と言うのです。
思ってもみなかった返事にとても驚きました。そして、夫の親である義両親を否定するようなことがないように気をつけながら「実際にお話をしたり、感想を伺えていないから、お口に合ったか心配だったんだよね」と、自分の胸の内を話してみました。
それについても夫は「同封の手紙で近況報告がされているから、電話をつなごうという話が出なくなってしまうんだよね」と、これまた私にとっては衝撃的な返事をくれました。
私はこれまで、礼儀として手紙を書いていたので、好きだから書いているとか、電話をつなぐ機会を奪っているなどという認識は一切なかったのです。同時に、実際会ったときと同じように、私のことをやさしく見守ってくださる義両親の顔を思い浮かべて、嫌われているのではないことに深く安心しました。
まとめ
たしかに、贈り物には一筆を添えることが一般的かもしれません。しかし、その一般的な見方に固執してしまうと、自分の中でも余計な心配が増えてしまったり、相手の気持ちを見誤ったりする大きな原因になることを学びました。
人の気持ちは目に見えないからこそ、人それぞれの表現方法があるということをしっかりと胸に留め、心持ちを新たにこれからも夫や義実家と仲良くしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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