義母が亡くなって2年後…
しかし、義父は「家と墓は自分たちで建てるものだ」という考えの人でした。義母は柔軟な考えの人で、近くに住んでおらず管理が大変だから、自分たちが亡くなったら納骨堂でいいと言ってくれていたのですが、そんな義母が先に亡くなり、義父がお墓を建てると言い出したのです。
夫には弟が2人いますが、夫たち兄弟3人で全力で義父を止めて、義父はしぶしぶ納骨堂を購入。よかったと安心していたのですが、それから2年後、義父は誰にも相談せずお墓を購入してしまったのです。
結局、義父は自分で建てたお墓に義母を移動させ、私たちがお墓参りに行くと、なんとそのお墓には夫たち兄弟3人の名前も刻まれていました。義父が亡くなったときは、義母と一緒のお墓に入ることができますが、夫の弟2人も義実家とは離れた地域に住んでいるため、いずれ墓じまいをしようと話しています。
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お墓の問題は、決して他人事ではないと感じた方も多いのではないでしょうか。故人を思う気持ちの形は一つではありません。大切なのは、残された家族が無理なく、穏やかな気持ちで故人を偲び続けられることなのかもしれませんね。
著者:金石なな/40代・女性・専業主婦。2人兄弟の母。猫6匹。仕事を探して勉強中。
イラスト:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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