積み重なる小さな違和感
同僚は、私の担当案件について細かい粗探しをしたり、「私ならもっと効率的にできるけどね」とひと言添えたりすることが多い人でした。
最初は深く受け止めないようにしていたのですが、繰り返されるうちに気持ちは少しずつ削られていきました。否定されているわけではありません。それでも、常に比較されているような感覚があり、心の奥に引っかかりが残るようになりました。
評価された瞬間の出来事
ある日、私が担当していた案件が大きく前進し、クライアントから私宛てに直接お礼のメールが届きました。上司も働きを評価してくれ、会議で成果報告をすることになったのです。
その場で、同僚がまた横から口を挟もうとしました。そのとき、落ち着いて「今回は私が中心となって進めた案件なので、説明は私に任せてください」と伝えました。
上司はすぐに「そのとおり。今回は彼女の働きが大きかった」と後押ししてくれました。同僚はそれ以上何も言いませんでした。胸の奥にあった重さが、静かにほどけていくのを感じました。
まとめ
我慢を続ければ波風は立たないかもしれませんが、自分の評価や気持ちまで曇らせてしまうのだと実感しました。必要な場面で落ち着いて伝えることは、自分を守る行動でもあるのだと気付かされました。勇気を出して一歩踏み出したことで、周囲の見え方も自分の心も、大きく変わった出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:川島夏菜子/30代女性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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