1歳から始めた息子のトイレトレーニングで悩んだのが、おしっこはトイレでできるのに、うんちができないこと。うんちがついたパンツを洗うのが、本当に嫌でした。どうすればうんちをトイレでしてくれるのかと悩んだ日々や、やってよかったことなど、うんちのトイレトレーニング体験談をお伝えします。
カーテンに隠れてうんちをする
息子のトイレトレーニングで悩んだ“うんち”。おしっこの成功率が高くなる一方で、うんちは失敗続きでした。
うんちをしたいときにカーテンの裏へ隠れることが多かったので、見つけたら素早くトイレに連れて行こうとしました。ところが、嫌がってパンツにうんちをしたがります。無理にトイレへ連れて行くと、緊張感からうんちが出なくなることも……。どうすればトイレでうんちができるようになるのか……と悩みました。
トイレで流れていくうんちを見せる
息子はトイレでうんちをしたあとにどうなるのか、実際に見たことがありませんでした。そこで、トイレでうんちをするイメージを少しでも持ってほしいと考え、失敗したうんちをトイレに流すところを見せることにしました。
「うんちはここに入っていくんだよ」と声をかけ、息子に便器洗浄ボタンを押させるとうんちが消えたことに大興奮! それ以降、トイレに誘うと嫌がらず行くようになりました。とても効果のあった方法でした。
失敗したパンツを洗う光景を見せる
ママ友から「失敗したパンツを洗っているところを子どもに見せたら、うんちをもらさなくなった」という話を聞きました。物は試しに私もやってみることに。
汚れたパンツを洗っている光景を息子に見せてみたところ、うんちの臭いが気になったのか逃げていきました。「パンツにうんちをすると、こうやって洗わないといけないんだよ」と息子に言うと、私のことを気づかうかのようにトイレへ行ってくれるようになりました。
当初、息子の気持ちを考えることなく、叱ってばかりいたことを今では後悔しています。うんちはおしっこと違っていきまないと出ません。だからこそ、息子は落ち着く場所でしたいという気持ちが強かったのだと感じました。
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イラスト/imasaku
監修/助産師REIKO
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。