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上司「無能な部下の嫁奪った」手柄も横取り→数カ月後、まさかの大逆転で上司が顔面蒼白に!

私は中堅企業で事務系の仕事をしている、ごく普通の会社員です。昔から人前で目立つような派手な立ち回りは苦手で、口下手なところもありました。しかし、任された業務には真摯に向き合い、細かなデータ集計や、誰が見ても分かりやすい資料を作成することには強い責任感と自信を持って取り組んでいます。
私生活では、共通の友人を介して知り合った妻と数年前に結婚し、二人三脚で穏やかな日々を築いていると信じていました。

突然の裏切り

しかし、そんな平穏な日々は、音を立てて崩れ去ることになります。
職場で私の直属の上司にあたる男性は、私とは正反対の性格でした。口が非常に上手く、上層部へのアピールやご機嫌取りだけは誰よりも得意なタイプ。

 

彼のもとで働くようになってから、私は通常業務のかたわら、売上データや顧客動向を独自に分析し、改善案まで盛り込んだ企画書を作るようになりました。少しでも部署の役に立てればと思い、自分なりに時間をかけてまとめたものです。


しかし上司は、それを当然のように自分の成果として扱いました。

「おっ、この企画、なかなか使えるじゃないか。役員会議では俺の提案として出しておくから。お前はまた裏でデータでもまとめておいてくれ」

そう言って私の分析も改善案も、まるで自分が考えたもののように発表する上司。抗議したくても、彼の巧みな話術と権力の前に、私は言葉を飲み込むしかありませんでした。

 

それと時を同じくして、家庭内でも異変が起き始めます。妻の帰りが遅くなる日が増え、私の顔を見るなりため息をつくようになりました。休日の買い物にも「疲れているから」と付き合ってくれなくなり、会話は極端に減っていきました。
そしてある夜、夕食の席で妻は冷たい視線を私に向け、こう言い放ったのです。


「あなたって本当に甲斐性がないわよね。何年経っても平社員のままで、給料も全然上がらないじゃない。あなたの上司みたいに、もっと要領よく出世できないの? 一緒にいてもつまらないわ」
何も言い返せない私のもとに、数日後、記入済みの離婚届が突きつけられました。


離婚が成立して数カ月が経ったころ、職場で私はさらなる絶望の淵に立たされます。なんと、元妻が再婚した相手は、あの私の手柄を奪い続けていた直属の上司だったのです。
さらに最悪なことに、上司は自分の保身と優越感のために「あいつは本当に仕事ができない無能だから、俺がいつもフォローしてやってるんだ」と周囲に嘘を吹き込んでいました。


給湯室や廊下ですれ違うたび、同僚たちの冷ややかな声が耳に飛び込んできます。
「あんなに惨めな思いをして、よく会社辞めないなw」
居場所を完全に失い、私は部署内で完全に孤立してしまいました。

 

絶望の中で見つけた光

毎日が針のむしろのような職場で、悔しさと情けなさで胸が張り裂けそうでした。朝、会社の門をくぐるだけで胃が痛くなり、逃げ出してしまいたい衝動に何度も駆られます。
それでも、生活していくためには仕事を辞めるわけにはいきません。私は周囲の嘲笑を背中で受け止めながら、ただ黙々と目の前の業務に没頭しました。

 

「どれだけ手柄を奪われ、無能扱いされようと、自分の仕事に対する誠実さだけは失ってはいけない」


そんな暗闇のような日々が続いていたある日の夕方、残業で人気が少なくなったフロアに、カツカツとヒールの音を響かせて近づいてくる人物がいました。
他部署を統括し、その圧倒的な仕事ぶりから社内で「鉄の女」と一目置かれている敏腕の女性上司でした。彼女は私のデスクの前に立ち止まると、まっすぐな瞳で私を見下ろし、こう言ったのです。

 

「最近、うちの部署と合同で進めているプロジェクトの資料、あれ、本当はあなたが作っていたんでしょ? 分析の視点も、それに伴う提案力も、あの男にできるレベルじゃないわ。私のところに来なさい。今のチームには、あなたのその地道で正確な力が必要なの」


誰も見ていないと思っていた私の努力を、彼女は提出された書類の裏側から正確に見抜いてくれていたのです。その言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた糸が切れ、目頭が熱くなるのを抑えることができませんでした。

 

無能な元上司が迎えた惨めな末路

異動先の新しい部署は、これまでの環境とは180度違いました。個人のがんばりや実力を正当に評価し、チーム全体でサポートし合う素晴らしい職場でした。私は長年培ってきたスキルを存分に発揮し、水を得た魚のように働き、すぐにチームが担当する特大プロジェクトの重要なポジションを任されるようになりました。

 

一方で、私という都合の良い「実務担当」を失った元の部署は、急速に立ち行かなくなっていました。元上司は、他人の手柄を奪うことしかしてこなかったため、自分で複雑なデータを構築したり、論理的な資料を作成したりする能力がまったくありませんでした。


そして迎えた、全社を巻き込む合同プロジェクトの進捗会議の日。役員たちもズラリと顔を揃える緊張感に包まれた会議室で、元上司が冷や汗をかきながらプレゼンを行っていました。しかし、彼が提出した計画書は数値の辻褄が合わず、市場分析も的外れなものでした。


「この収益予測、根拠となるデータが全く足りていないじゃないか。それにこのスケジュールの遅れはどういうことだ!」
役員の一人から厳しい声が飛び、会議室は凍りつきました。元上司はしどろもどろになり、言い訳を並べ立てるばかり。


その時、私は新しい上司の指示を受け、あらかじめ別角度から詳細に分析し直していた「正しい予測データ」と「改善案」をプロジェクターに映し出しました。緻密な計算に基づいた完璧な資料に、役員たちは感嘆の声を漏らしました。


「……こんな細かいデータ、今の俺の部署では作れない……」


真っ青な顔をして崩れ落ちるように椅子に座り込む元上司。彼が「無能」だと見下し、周囲に笑い者にしていた私との圧倒的な実力差が、全社の上層部の前で白日の下に晒された瞬間でした。

 

過去を断ち切り、本当の自分の人生を歩き出す

その後、度重なる業務の遅延と重要なクライアントからのクレームにより、元上司のメッキは完全に剥がれ落ちました。会社に大きな損害を与えた責任を問われ、窓際部署へと降格させられました。かつての威勢の良さは見る影もありません。

 

そんな噂が社内を駆け巡ってから数日後、私のスマートフォンに見覚えのある番号からメッセージが届きました。元妻からです。


「彼が降格になって、給料も大幅に下がって生活が苦しいの。毎日愚痴ばかりで最悪。やっぱり、やさしくて真面目なあなたが一番だったみたい。今からでも遅くないから、もう一度だけやり直さない?」


ステータスと金だけを目当てに乗り換え、あっさりと裏切った相手からの、あまりにも身勝手で都合の良い言葉。画面を見つめる私の心に、かつてのような執着や悲しみは微塵も湧きませんでした。ただあったのは、冷たく乾いた風が吹き抜けたような感覚だけ。


私は短い一息をつき、返信することなく、迷わずブロックと着信拒否の操作を行いました。もう、過去の理不尽な人間関係に振り回されるのはごめんです。
今、私は私を正当に評価し、必要としてくれる温かい仲間たちに囲まれ、充実したやりがいのある日々を送っています。苦しく惨めだったあの時の経験は、本当の自分の価値に気づき、今の揺るぎない幸せを手に入れるために必要な試練だったのかもしれません。
 

◇ ◇ ◇

真面目にコツコツと積み上げてきた努力は、必ずどこかで見てくれている人がいるものです。人の価値を表面的な肩書きや要領の良さだけで判断し、相手を尊重できないような関係は、決して長続きしませんね。どんな困難な状況にあっても、自分自身の仕事への誠意や誇りを失わず、正しい場所で正しく評価される環境を自らの行動で切り開いていく強さを持ち続けていきたいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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