詰め放題と知らずに
ある日、レジ対応をしていたときのことです。目の前に来た高齢の女性の袋の中には、詰め放題用の袋なのにチョコレートが5個だけ入っていました。
少し不思議に思いながら話を聞くと、詰め放題であることに気付いていないようでした。説明すると驚かれて、「やり方を教えてほしい」と言われたため、一緒に売り場へ向かうことにしました。
思わず目を疑った光景
売り場に着いてすぐ、別のお客さまの様子が目に入りました。袋いっぱいに詰めるだけでなく、入りきらない分までカゴに入れていて、思わず戸惑ってしまう光景でした。
どう対応すべきか少し迷っていると、高齢の女性がその方に袋を1枚差し出しながら「袋ここにあるよ。ほら、あふれた分を入れて」とやさしく声をかけました。
店員の私が横にいたので、その方は気まずくなったのか、何も言わずにその場を離れていきました。
何げない場面で気付いたこと
高齢の女性の言葉は、相手を注意しようとしたものではなく、ただ親切心から出たものだったのだと思います。それでも、その自然なひと言で相手の行動が変わったように見え、少し胸がすく思いがしました。
ただ正直に言うと、ルール違反をしていたその方は、袋の詰め方がとてもじょうずで、思わず見入ってしまった自分もいました。
まとめ
この出来事を通して、ルールは誰かに注意されるから守るものではなく、自分で意識することが大切なのだと感じました。また、相手に伝える場面では、強い言葉だけでなく、やさしい伝え方もあるのだと気付かされました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本花子/30代女性・主婦
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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