産後クライシスは他人事じゃない!夫との気持ちのすれ違いを防ぐ方法

2019/12/08 20:00
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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、産後に夫との気持ちのすれ違いを防ぐためにしておきたいことについてお話ししています。産後クライシスの原因と対策をを解説!
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夫婦関係

産後クライシスのイメージ

 

産後に夫婦仲が悪くなる、という話を耳にしたことはないでしょうか?
 

出産を控えているママは、「なんだかピンとこないわ」と思うかもしれませんが、赤ちゃんを産んだとたん、「このことか!」と思うママは多いものです。それくらい、産後に夫婦の関係が良くない状況になってしまう家庭は多いのです。

 

産後クライシスとは

産後、夫との間がギクシャクしている、夫の行動の一つひとつにイライラする、セックスするのはもちろんのこと夫に触られるのもイヤだ、というママは少なくありません。
 

これらの状況が悪化すると、子どもが生まれて幸せいっぱいのはずの産後に「離婚」という文字がチラツキ始めます。子どもの出産後に夫婦にさまざまなすれ違いが生じ、夫婦仲が急激に悪くなる状態を「産後クライシス」と言います。

 

産後のすれ違いはなぜ起こってしまうのか

産後クライシスが起こってしまう原因はひとつではありません。
 

一般的には妻側からの視点で言うと、
・ホルモンバランスの変化により、妻側がイライラしやすくなる
・夫の育児やママに対する無理解などに不満がある
・セックスする気分になれない、または、セックスが汚いもののように思えてしたくない
などが大きな要因となります。

 

しかし、夫からしてみれば、
・なぜ、急にイライラして当たられるのかがわからない
・自分は仕事を今まで通りしていて、育児にも協力しているつもりなのに怒られる
・セックスを拒否される
と理不尽な対応を迫られていると感じることが多くなります。

 

こうして書くと、産後クライシスになってしまうのは理解できるかと思いますが、実際に直面すると、赤ちゃんをお世話しなければならないという状況に追われ、精神面でも変化が起こっていることをママ自身がはっきりと自覚できるわけではないので、「なんだかイライラする」「夫はなんでちゃんと動いてくれないのか」と無自覚に夫に当たることになります。


そのため、自分がなぜ夫に対してそのような対応をとるのか説明することもなく、夫もなぜ妻の態度が急変したのかを理解できない状況になります。


産後クライシスを防ぐ方法

まずどれくらい、産後にママの負担が増えるのかをママだけでなく夫にも知っておいてもらうことが有効になります。とはいっても、事前に聞いていたことと実際に経験することとは雲泥の差です。事前に頭に知識を入れて理解していたつもりでも、お互いに実際その場になって「このことか」と理解し上手に対応ができるとはかぎりません。


夫には、
・ママがイライラする可能性が大いにあること
・靴下を裏返しにしたまま部屋に放り投げておくなど、今まで許せていたことも許せなくなる可能性があること
・育児が想像以上にママにとって大変なこと
を事前に知っておいてもらった上で、かつ、ママがイライラしたら、お互いの認識のズレを合わせに行くことが必要であることを伝えておきましょう。

 

たとえば、夫は妻に「あなたの担当は、赤ちゃんの沐浴ね」と言われた場合、赤ちゃんの沐浴だけをおこないます。赤ちゃんを拭いたタオルは床に放りっぱなし、沐浴に使ったバスタブはお湯が入ったままで置き去りという状態のこともあるでしょう。ママも育児疲れで夫に説明するのを面倒に感じてしまうこともあると思います。気持ちはよくわかりますが、言わないと伝わらないこともあります。今後イライラしないためにも、沐浴であれば事前に2人で流れを確認しておくなど、コミュニケーションを心がけたいですね。

 

 

 

産後、精神面の変化も手伝って状況が大きく変わることがほとんどです。今まで阿吽の呼吸でできていたこともできなくなるということを念頭に、面倒だと思わず、コミュニケーションをしっかりとって産後クライシスを乗り越えましょう!

 

著者

ライター カトウ ヒロコ

メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー


メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。



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