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「暑い、しんどい」カレーを食べる夫の言葉を子どもがまねした夜、私の気持ちが沈んだ理由

その日の夕食はカレーライスでした。ただ、それだけのことのはずなのに、私は食卓でどんどん気持ちが苦しくなっていきました。「暑い」「しんどい」と繰り返されるたびに、頑張って作った気持ちまで否定されたように感じたのです。

 

夏のカレーは不評

その日の夕食はカレーライスでした。

 

子どもたちは「暑い、暑い」と言いながら食べていて、私は氷水を用意したり、少しでも食べやすいよう気を配っていました。

 

私は「そうめんなら食べやすいのに」と思いましたが、夫は力仕事をしているため、「ちゃんとご飯を食べないとだめだ」と言います。

 

すると夫が率先して、「暑い」「しんどい」と言いながら食べ始めました。そして子どもたちも、その言い方をまねし始めたのです。

 

私は思わず、「ママは頑張ってごはんを作ってるんだから、そんなふうに言われたら悲しいよ」と口にしました。

 

子どもは親を見ている

すると子どもが、「じゃあ、何て言ったらいいの?」と聞いてきました。

 

私はイライラしながら、「パパに聞いてみな」と返しました。すると夫は、「おいしい、だろ」と、まるで他人事のように答えていました。

 

ですが、子どもは結局その言葉を言いませんでした。

 

私は一瞬、机をたたいてしまいたいくらい腹が立ちました。でも、ぐっとこらえました。

 

「夏にカレーを食べるってCMでも言ってるじゃん」と私が言うと、夫は「あれは企業の広告だろ」と返してきました。

 

「辛いものを食べて、暑さを乗り切るという考え方もあるんだよ」と子どもへ話しても、「それもウソだよ」と夫に返され、私はどんどん悲しくなっていきました。

 

 

食事は誰のための時間?

食べ終わった後も、夫は「暑い、しんどい」と繰り返していました。

 

夫にとって食事は、きっと「早く食べて休むためのもの」なのかもしれません。力仕事で疲れて帰ってきているのだから、それも理解はできます。

 

でも私は時々、むなしくなるのです。

 

食事は、ただおなかを満たすだけじゃなく、「今日もありがとう」とか、「作ってくれてうれしい」とか、そういう気持ちも少し交わされる時間だと思っていたからです。

 

だから私は、誰かがごはんを作ってくれたときは、できるだけ「おいしい」と伝えようと思っています。

 

作る大変さを知っているからこそ、言葉にして返したいのです。

 

まとめ

毎日のごはん作りは当たり前のように見えて、実際は時間も体力も使う大変な作業です。それなのに「暑い」「しんどい」とばかり言われ続けると、作った側の気持ちは少しずつ沈んでしまうのだと感じました。

 

もちろん、疲れていて、つい不満が口に出てしまう日もあると思います。でも今回、子どもは親の態度をよく見ているのだと感じました。だからこそ私は、「おいしい」のひと言を、これまで以上に大切にしたいと思いました。ほんの小さな言葉でも、作った人の気持ちはふっと軽くなるのだと感じています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:森川由紀/30代女性・主婦

イラスト:ゆる山まげよ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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