安価なアイテムを使って店内へ誘導


韓国コスメ店に足を踏み入れたきっかけは、店頭にあったお手ごろプライスのワゴン販売品。100円ちょっとのネイルや今話題のフェイスマスクがリーズナブルな価格で並んでおり、それらを手に取ったことがきっかけでした。
30代半ばくらいの女性店員さんに「よかったらどうぞ~」とカゴを渡され、ネイルやフェイスマスクを手に取りました。その後、店内にもお手ごろなものがあると案内を受け中へ。話題の韓国コスメブランドの商品が、私がそれまで見た店よりも手ごろな価格で並んでいたので、クッションファンデーションやスキンケアアイテムなど、気になる商品をチェックしました。
やはり気になるのは、シミ対策やアンチエイジング系のスキンケア。40代を迎えて、以前より肌の変化を強く感じるようになり、「シミ対策」「エイジングケア」という言葉にはつい目が行ってしまいます。
私があまりに食い入るようにスキンケアアイテムを見ていたせいか、店頭で話しかけてきた店員さんが「私のおすすめアイテム、見てもらえますか?」と声をかけてきました。
予想以上の高額コスメに驚がく
店員さんがまずおすすめしてきたのは、保湿を主としたスキンケアアイテム。店員さんは「何事にもまずは保湿が大切」と説明し、化粧水、乳液、美容クリームを同じシリーズで使うよう勧めてきました。
このスキンケアコスメは、日本でも人気の韓国ブランドのもので価格もお手ごろ。しかし、乾燥には特に悩んでいないため、ふんふんと相づちを打ちながら、あまり興味がないことを話しました。すると「私、すっごくおすすめしたいのがあるんです」と言いつつ、棚からゴールドの縦長パッケージのコスメを取り出してきました。
パッケージから出てきたのは、ゴールドの注射器のような容器に入った美容クリーム。
「このクリーム、純金が入ってるんです。化粧水の後に、シミ・ソバカスやシワが気になる部分に毎日塗るだけで、他の美容クリームよりも断然手応えが違うんです!」
そう力説してきた店員さんは、テスターを私の手の甲に塗り、「ほら、ちょっと塗り込んだだけで、しっとりさが違うでしょ!?」とたたみかけてきます。たしかに、先ほど試したコスメよりも肌になじみやすく、しっとりするような気はしましたが……。
ただし、値段の表示がないので店員さんに金額を確認。すると
「これ1本で5,400円なの。1本で1週間使えるから、1カ月分だと5本あればいけるよ! 私は2カ月使うのがおすすめだから、10本で54,000円だけど、1割引きするし、同じラインの化粧水もつけちゃうよ!」
と、なんと50,000円超えの金額を言ってきたのです。
5,400円でも即決するには厳しい金額だけど……と悩んでいるところへ、「1本だと変化はあまり期待できないから、せめて3本以上で試してみるべき!」と、店員さんは複数購入を勧めてきました。
店員とは思えないディスりにあぜん
どうしてもコスメを売りつけたい店員さんの押しに若干引きつつも、やはり即決はできないので「他にもいろいろ見てみたい」と伝えると、店員さんの話術はさらにパワーアップ。
私の目元を指さしながら
「オネーサンはシミが結構目立ってますね。特に右側の目元はシミが多いし、目じりのシワもちょっと目立つ」
「オネーサン、いくつなの? まだ30代なら間に合う! 40代だったら1カ月は使わないと無理!」
と、突然私の容姿を否定するようなことを言い始めたのです。
特に目じりのシワは自分ではさほど気にしていなかったのに、店員さんは「乾燥したらさらにシワが目立ちます!」と不安をあおるように言ってきました。
「ちょっと失礼じゃない!?」と内心では怒りを感じつつも、冷静に「お金がないので無理です。5万円あったらシミ取りをします」ときっぱり断りました。
まとめ
今回勧められたスキンケアアイテムは、手の甲で試した使用感は悪くありませんでした。しかし、私には高額なうえ、容姿の気になる部分を指摘する接客にも疑問を感じ、購入を断念しました。商品の説明や接客に納得できていたら、購入を検討していたかもしれません。
今回の経験から、商品の価格やうたい文句だけでなく、説明に納得できるかどうかも購入を判断するうえで大切だと感じました。気になる肌の変化については、店員さんの言葉に振り回されず、自分に合った方法で向き合っていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:江口 りん子/40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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