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将来のことを考えて生活費を抑えたい!話し合いを重ねた結果…【体験談】

節約に関する体験談を紹介しています。一般的には外食やお酒を控えるなどちょっとした節約の仕方がありますが、1番大きくお金が掛かるところに目を向けて改善すると、節約というものが実感できたというお話です。

田舎に移住を考える夫婦

 

子どもが生後2カ月のころ、これからの生活のことを考えたときにもっと生活費を抑えることができないのかと思い、夫婦で話し合いました。その結果、家族3人で田舎に住むことを決めました。田舎に住んで4年ほど経ちましたが、メリットがたくさんあり、生活費が月6万円も安くなりました。

 

きっかけは子どもの将来のこと

家賃7万円の1LDKのアパートに住んでいたころ、子どもが大きくなるにつれ、今の部屋で生活するには狭苦しいと思い、もう少し広くていい部屋をスマホで検索していました。

 

それと同時に保育園も探していましたが、どちらも思うように見つからず。子どもを寝かしつけてから毎日のように夫婦会議を重ねた結果、家賃や保育園のことを考え、田舎に住むことを決めました。

 

家賃3万円の借家

お互い会社が休みの日に、あらかじめ下調べしておいた物件を見に行きました。そこは庭付きで駐車スペースも広く、なんと3DKで家賃3万円という田舎ならではの物件。中に入ると古い感じはなく、日当たり良好で家族3人で暮らすには十分な間取りでした。

 

大家さんもとても親切な方で、これもタイミングだと思い、その日に契約をしました。以前に住んでいたアパートの家賃と比べると4万円も安く、なおかつ部屋も広いので好条件でした。

 

保育料が無料。1人分の空き

調べてみると、私が引っ越してきた場所の自治体ではそこに住所があれば保育料が無料で、1人分の空き情報が出ていました。以前住んでいた場所の自治体の保育園では月2万円以上の保育料を支払わなければならず、空きがまったくありませんでした。

 

これはチャンスだと思い、すぐに電話をして入園が決まりました。2019年10月から保育園の無償化がスタートしましたが、現在住んでいるところではそれ以前から無償化を実施しており、経済的にも本当に助かっています。

 

不便を感じない生活

田舎だとどこへ行くにも時間が掛かってしまうイメージですが、まったく不便を感じたことはありません。今までは家から徒歩で行ける距離にコンビニやスーパーがありましたが、引っ越してきてからは規模は小さいですがスーパーまで車で5分、病院まで20分くらいです。

 

買い物もラクに済ませるために生協の宅配サービスを利用し、子どもの服も街へ買いに出かけることもありますが、ほとんどネットに頼っています。職場までの通勤距離は少し遠くなりましたが、仕事は変えていません。

 

 

以前の暮らしから、家賃の4万円と保育園に入園していればかかるはずだった2万円、合計6万円の固定費を節約できたのも、夫婦で真剣になって何度も話し合いを重ねた結果があったからと思っています。ネットや知り合いへの聞き込みなどから得た情報をお互いに共有し合うことが大切だと感じました。

 

 

イラスト/sawawa

監修/助産師REIKO


著者:木津谷 将人

1女の父。妻と子どもと3人暮らし。会社員として働きながら、子育てに関する体験談を中心にライターとして活動中。

 

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