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元カノ夫婦とタワマンで遭遇。「お前清掃員?俺たち最上階の住人w」→僕がオーナーだと知った結果…

僕は、賃貸タワーマンションを所有するオーナーです。運営は管理会社に任せていますが、共用部の汚れや花壇の状態が気になり、定期的にマンションへ足を運んでいます。その日も作業着姿で掃除をしていると、思いがけない人物から声をかけられました。相手は、大学時代に僕を「貧乏」と見下して去っていった元カノで……!?

作業着姿を元カノに笑われて

その日は朝からマンションの掃除をするつもりだったため、作業着にスニーカー姿でした。そんな僕を見るなり、A美は「うわ、その格好どうしたの? やっぱり、あのとき別れて正解だったかも」と吹き出すように笑いました。

 

隣には、夫らしき男性もいます。彼は僕をじろじろ見たあと、「こいつが例の元カレ? 想像以上だな。あ、俺たち、最近このタワマンの最上階に引っ越してきたんで。君とは住む世界が違うかな?」と鼻で笑いました。

 

どうやら2人は、僕を清掃スタッフだと思い込んでいるようです。契約手続きは管理会社に任せており、部屋も夫名義だったため、僕はA美が入居しているとは知りませんでした。

 

そのとき、エントランスからコンシェルジュのB子さんが出てきました。入居者が僕に詰め寄っているように見えたのか、様子を見にきてくれたようです。

 

「オーナー、掃除までありがとうございます。あとは管理スタッフに引き継ぎます」

 

その言葉を聞き、A美夫婦は「オ、オーナー……?」と固まっていました。

 

元カノの態度が一変!?

翌日から、A美は「今日も来てるんだ。無理しないでね」「私たち、別れないほうがよかったのかな?」などと声をかけてくるように。しかし、僕はそっけなく返していました。

 

そんなある日、A美の夫がB子さんに「仕事が終わったら飲みに行こうよ」としつこく話しかけているところに遭遇。B子さんが断っても引き下がりません。見過ごせず、僕は「彼女は勤務中ですよ。困っていますのでやめてください」と間に入りました。

 

すると彼は「俺は住人だぞ。家賃を払ってる客にその態度かよ」と声を荒らげました。「住人だとしても、スタッフに失礼な態度を取っていい理由にはなりませんよ」と返すと、彼は舌打ちをしてその場を離れていきました。

 

「家賃を待って」と頼まれて

しばらくして、管理会社から連絡が入りました。A美夫婦の家賃の支払いが遅れているというのです。

 

後日、花壇の手入れをしていると、A美夫婦が僕の前に現れました。以前のような余裕はなく、A美は「少しだけ家賃を待ってくれない?」と気まずそうに言います。

 

話を聞くと、夫が会社で降格と減給処分を受けたそうです。A美は「部下の手柄を横取りしてたのがバレたんだって。降格で給料も下がっちゃって……」と続けました。

 

僕は「契約のことは管理会社を通してください。僕がここで個人的に約束することはできません」と、きっぱり断りました。すると夫婦はその場でケンカを始めました。

 

そんななか、A美は僕の腕に絡みつき、「こんなことになるなら、あなたと別れなきゃよかった。ねえ、私たち、もう一度やり直せない?」と涙目で迫ってきます。けれど、僕の気持ちは少しも揺れません。

 

「学生時代の僕はお金もなかったけれど、人を見る目もなかったのかも」

 

そう伝えると、A美は何も言い返せなくなりました。

 

騒動が過ぎ去ったあと

その後、A美夫婦は支払いを続けるのが難しくなったようで、マンションを自主退去したそうです。夫婦関係も悪化したと聞きましたが、僕にはもう関係のないことでした。

 

今回の一件をきっかけに、B子さんとは以前よりもよく話すようになりました。彼女はあの日以来、僕をさりげなく気にかけてくれていたのです。

 

ある日、僕はB子さんに、花壇に植える花を一緒に選んでもらえないかと誘いました。彼女は少し驚いたあと、「私でよければ」と笑ってくれました。

 

A美のように、人を見た目や肩書きだけで判断する人もいます。けれど本当に大切なのは、相手にどんな態度で向き合うかです。これからも目の前の人とのつながりを大切にしながら、穏やかに過ごしていきたいです。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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