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「お金貸して」定年後の住宅ローンで困窮する家計…夫が私に求めた思いも寄らぬ提案とは【体験談】

夫が60歳で嘱託勤務になったことをきっかけに、わが家のお金の問題が一気に現実味を帯びるようになりました。収入が減ることは覚悟していたものの、夫のお金に対する考え方を知るにつれ、私は夫婦で同じ方向を向いて暮らす難しさを痛感することになったのです。

夫の退職で収入が半分に

夫が60歳のとき、勤め先を退職し、その後は嘱託として働くことになりました。給与はそれまでの半分ほどになりましたが、私も働いていたため、なんとかなるだろうと思っていました。

 

ただ、わが家には蓄えがありませんでした。子どもの教育費に多くのお金がかかり、貯金はほとんど残っていなかったのです。さらに住宅ローンもあと4年残っており、決して余裕のある状況ではありませんでした。

 

それでも夫は、ひとりで推しのライブに行ったり、欲しいものを買ったりしていました。私は内心不安を感じながらも、何とか家計をやりくりしようとしていました。

 

住宅ローンの支払いを巡る夫の言葉

ある日、夫から「住宅ローンが払えないので、お金を貸してほしい」と言われました。私にも余裕はなく、「ない」と答えるしかありませんでした。

 

すると夫は、私名義でカードローンを契約して、そのお金を貸してほしいと言ってきたのです。私は耳を疑いました。夫は欲しいものをどんどん買っており、その様子を見ているうちに、買い物への向き合い方に不安を感じるようになっていました。

 

ある日、私は夫に「支払いは収入の中からするものだよ」と伝えました。すると夫から返ってきたのは、「そんなことわからない」という言葉でした。

 

 

夫婦でまったく違ったお金の価値観

話を聞くと、夫は親から「欲しいものは借金してでも手に入れろ」と言われて育ったようでした。一方で私は、「欲しいものがあれば貯金して買う」「借りて買ってはいけない」「借金は返せなくなる」と教えられて育ちました。

 

お金に対する考え方が、ここまで違うのかと衝撃を受けました。夫の価値観をすべて否定するつもりはありませんが、少なくとも私には、借金をしてまで欲しいものを手に入れる考え方についていくことはできませんでした。そのとき、「三つ子の魂百まで」という言葉が頭に浮かびました。育ってきた環境や、幼いころに教えられたお金の考え方は、大人になってからも強く影響するのだと感じました。

 

私は自分の子どもには、「収入の中から支払いをすること」「借金はしないこと」「一度借り始めると返せなくなることがある」と伝えてきました。今振り返ると、それを教えておいてよかったと思います。そして、つらいことも多かったけれど、私自身が働き続けてきたことも間違いではなかったと感じています。

 

まとめ

夫に対しては、心の中で距離を置くようになりました。これからの人生で私を大切にできるのは、私自身なのだと思います。残りの人生は、自分を後回しにし過ぎず、自分を大切にしながら過ごしていきたいです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:三上治子/60代女性・パート

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

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シニアカレンダー編集部

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