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「聞こえてないよね?」外出時に我慢できないおなら。不安が続いたワケ【医師解説あり】

人と一緒に過ごす時間は楽しいはずなのに、ふとした瞬間に気まずさを感じたり、周囲に気を配っているときほど小さな出来事が気になったりすることはありませんか。今回は「おなら」をテーマにした体験談を5つ紹介します。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師渡海義隆先生
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。2008年筑波大学医学専門学群卒業。国内有数のがん専門病院や消化器クリニックで研鑽を積み、2024年に半蔵門 渡海消化器内視鏡クリニックを開院。AIを用いた食道がん・胃がんの研究にも携わり、現在は内視鏡診断・治療をはじめ幅広い消化器疾患の診療に注力している。
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人前でのおならに悩んだ日々

おならが「ぷっ」と出てしまうことがあり、恥ずかしく感じます。ひとりのときは平気でも、友だちや大切な人と過ごしているときに限って出そうになると、困ってしまいます。我慢できることもありますが、どうしても出てしまうこともあり、そのたびに聞こえていないか、気付かれていないかと不安になります。

 

おならは食べ物だけが原因とも言い切れず、出やすい体質なのかもしれないと感じています。とはいえ、我慢にも限界があります。1日に何度か出てしまうこともあり、外出時や人といるときは常に気をつかってしまい、落ち着きません

 

自分ではコントロールしきれない体の反応もあるのだと受け止め、必要以上に思いつめないことも大切だと感じました。(安藤あや/30代女性・会社員)

 

歩行中の予期せぬ変化

歩いているときにおならを我慢できず、自然に出てしまうことがあります。ショッピングモールや仕事中など、人がいる場面で起きてしまうため、周囲に気付かれていないかと不安になり、恥ずかしい思いをすることがあります。

 

この体験を通して、外出時は周囲との距離やトイレの場所を意識するなど、少しでも安心して過ごせるよう気を配ることが増えました。(汐見しおり/40代女性・会社員)

 

治療後に感じた体の反応

胃の調子が悪く、検査を受けたところピロリ菌が見つかり、病院で除菌治療を受けました。治療後は少しずつ胃や腸の調子が整っていきました。一方で、おならが以前より頻繁に出るようになり、自分でも驚きました。

 

この体験から、体の調子が整う過程でも思いがけない反応が起きることがあると知り、日々の体のサインに意識を向けるようになりました。(平林りこ/30代女性・会社員)

 

 

個室での予想外な出来事

おなかの調子が悪いとき、トイレにはすでに何人かが入っていました。ようやく個室に入った安心感からか、その瞬間に大きなおならが出てしまいました。

 

気を張っているときほど予想しないタイミングで体が反応することがあると感じ、外では少し余裕を持って行動したいと思いました。(木村あみ/40代女性・主婦)

 

外出時に重なる便意

最近、おならが頻繁に出ると、そのまま便意を感じることがあります。外に出ているときにすぐトイレへ行けない状況になると困ってしまい、タイミングによっては焦る場面もあります。

 

この体験を通して、体の反応は思いどおりにならないこともあると感じ、そのときの状況に合わせて落ち着いて対応したいと思うようになりました。(篠原しいな/50代女性・自営業)

 

まとめ

人前でのおならに悩む気持ちは、なかなか人には言いづらいものです。そのため、外出先や人と過ごす場面で、必要以上に気をつかってしまうこともあるのではないでしょうか。今回の体験談からは、思いどおりにならない体の反応に戸惑いながらも、それぞれが自分なりに受け止めようとしている様子が伝わってきました。

 

おならは体に起こる自然な反応の一つです。必要以上に自分を責めすぎず、体調の変化が気になるときは無理をしないことも、心の余裕につながるのかもしれません。

 

医師による解説:おならと便通の気になる変化

おならは自然な体の反応ですが、頻度や便通の変化が続く場合は、腸の状態を見直すきっかけになることもあります。

 

おならが増える原因はさまざま

おならは、食事の内容や早食い、飲み込んだ空気、便秘、腸内細菌の働きなどによって増えることがあります。緊張やストレスでおなかの動きが影響を受けることもあり、原因を一つに決めつけることはできません。

 

また、ピロリ菌除菌後におならが増えたように感じる場合でも、除菌治療そのものが直接の原因とは限りません。抗菌薬の使用による一時的な腸内環境の変化、食事内容、便通、ストレスなど、複数の要因が関係している可能性があります。

 

歩いているときにおならを我慢できず自然に出てしまう場合は、ガスが多いことに加え、歩行による腹圧の変化や腸の動き、肛門まわりの筋肉の働きが関係することがあります。また、加齢や出産後などで肛門括約筋や骨盤底筋の力が弱くなると、ガスを我慢しにくくなることもあります。

 

便意や腹部症状を伴う場合は注意

おならが増えるだけでなく、便意、腹痛、おなかの張り、下痢や便秘などを伴う場合は、消化器の不調が関係していることもあります。症状が続く、急に変化した、便漏れを伴う、血便や強い痛みがあるといった場合は、消化器内科に相談するとよいでしょう。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)

イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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