わが子が2歳のとき、なかなか進まなかったトイレトレーニングですが、ある心がけで順調に進むようになりました。おむつ卒業まで、あともう少し。今回は、おむつはずれ成功のカギとなった子どもとの関わり方について、私の体験談をお伝えします。
子どもの様子をまめに観察する
「おしっこは?」と聞いても、わが子は頭を左右に振るだけでした。結局はトイレに行くタイミングを逃してもらしてしまう始末。
言葉だけではうまくいかないと感じ、子どもの様子をまめに観察することにしました。すると「おしっこに行きたくなったときは、ソワソワして落ち着かない」、うんちのときは「部屋の隅に行く」などわが子なりのサインがあることに気付いたんです。サインを見極め、トイレに連れていくと成功することもありました。
先を見通すような声かけをする
また、「寝る前にトイレに行こうね」「外へ行く前にトイレに行っておかないと、遊んでいるときにおしっこに行きたくなるよ」など、先を見通すような声かけを意識しました。生活のなかでこうした声かけを繰り返すことで、トイレに行くタイミングが自然と身についてきたように思います。
もちろん私の言うことを聞いてくれないときもありました。無理にでも行かせたい気持ちもありましたが、やはり無理強いは禁物ですよね。
子どもと相談しながら進める
よくわが子に「今日はおむつとパンツ、どっちにする?」と聞いてからおむつやパンツをはかせていました。自分の意思でパンツをはくことで、トイレに行く意欲も育っていったと感じています。ただ、外出するときなど、おもらしが心配なときは臨機応変におむつをはかせることも。
おむつにはき替えようとすると嫌がることもあるので、「トイレが見つからないと困るから、おむつをはいてくれる?」と子どもと相談しながらトイレトレーニングを進めました。
トイレに行きたくないのに親に無理強いされると、子どもは「絶対に嫌!」と断固拒否してくることも。小さい子どもにもプライドがあるんですね。怒りたい気持ちを我慢して、子どものプライドを傷付けないことも大切だと感じています。
※赤ちゃんの発育・発達には個人差があります。本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
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イラスト/imasaku
監修/助産師REIKO
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。