若いころは仕事中心の日々だった
私が若かったころは、仕事に一生懸命取り組むことが当たり前のように感じられる時代でした。高度経済成長を経験した社会の流れがまだ残っており、「企業戦士」といった言葉で表されるように、仕事中心の日々を送っていた人も少なくなかったように思います。
私自身も、日々の仕事に追われ、旅行のためにまとまった時間を取ることはあまりありませんでした。当時は、それが自分の生活だと思っており、特別に疑問を感じることも少なかったように思います。
ただ今になって振り返ると、若いころの自分には体力も気力もあり、知らない土地へ出かける好奇心もありました。その力を、もっと自分の人生を豊かにするために使ってもよかったのではないかと感じています。
70代になって感じる体力や気力の変化
70代になった今、若いころより時間には恵まれるようになりました。仕事に追われていたころに比べれば、自分のために使える時間は増えたように思います。
しかし一方で、経済的な余裕や体力、気力については、若いころと同じようにはいかないと感じる場面が増えました。旅行に行きたいと思っても、長時間の移動や慣れない土地での行動を考えると、以前のように気軽には踏み出せません。
時間ができたころには、今度は体の面や気持ちの面で制限を感じるようになる。その現実に向き合うたび、若いうちにもっと旅行をしておけばよかったという思いが強くなります。
旅先での体験が人生を彩ったかも
もし若いころにもっと旅行をしていたら、各地の味を楽しんだり、その土地ならではの景色に触れたり、旅先で人との出会いを経験したりできたかもしれません。
そうした一つひとつの体験は、日々の仕事とはまた違う形で、自分の人生に彩りを添えてくれたのではないかと思います。特別な場所へ行くことだけが旅行の価値ではなく、普段とは違う空気に触れるだけでも、自分の世界は少し広がったのかもしれません。
当時の私は、仕事を優先することに精いっぱいで、そこまで考える余裕がありませんでした。だからこそ今になって、若いころの時間や体力、好奇心の大切さを実感しています。
まとめ
「後悔先に立たず」という言葉がありますが、まさにその通りだと感じています。ただ、過ぎた時間を悔やむだけで終わらせたくはありません。これからの人生も、できる範囲で工夫しながら、少しでも充実した毎日にしていきたいと思っています。若いころにできなかったことをすべて取り戻すことはできなくても、今の自分に合った楽しみ方を見つけながら、これからの日々を大切に過ごしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐々木喜一/70代男性・無職
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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